中医

日々の養生がより大切であるという考え方。万人皆個人、養生法も人それぞれではあるが、「食・動・想・息・絆」の5つにまとめることができる。気になる症状がおさまらない、気持ちが安定しないときなどは、日常生活を見直すチャンスと捉える。他に依存せず、自己の治る力を信じて、日々淡々と過ごす。

台湾は中医学（漢方とか鍼）の本場ということもあって、あちこちに中医学の病院や診療所がある。 今年の春、左の中指がパンパンに腫れて、手がぐぅーと握ることもできず、ペットボトルの蓋も開けられない。 痛くてコップも持てないし、夜中に痛みで目が覚めることもしばしば、かなり不自由・・・ 幸い卓球は右利きなので、まだよかったけど。 とは言え、球を左手で受け取る時に、うまく取れないことが度々あって、かっこ悪い思いをした。 台湾大學病院に行って、色々調べてもらったけど、病名不明。とりあえず、痛みを抑えるために「ステロイド」を打つことを提案されたんだけど、薬キライなんで、打ちたくない。 それにステロイドなんて、…

2019年12月中旬から下旬にかけて、四川省彭州市（ほうしゅうし）を訪ねていました。新型コロナウイルスが蔓延する直前でしたが、本当に実りの多い訪中の１つでした。 彭州市 彭州市は四川省成都市に位置する県級市。2008年5月12日に発生した四川大地震（da dizhen）では橋の崩落などにより10万人が孤立したと言われています。福島出身の私は勝手に親近感のようなものを抱きました。人口は約80万人、北海道石狩市と姉妹都市提携をしています。 市政府の所在地、天彭鎮は古い蜀文化の中心地の1つとして“天府金盆”（土地が肥沃で資源が豊かなところ）、“蜀漢名区”（四川省の名所）と讃えられています。 また、「…

薬膳って、聞いたことはあるけれど難しいのでは？ 薬膳を作るうえで必要なこと 食材の特性 食材の味 和漢薬膳師お奨めの酷暑に負けない快調ご飯 薬膳カレー れんこんと鶏むね肉の梅煮 枸杞子入りフルーツティー まとめ 梅雨が明けたら一気に、夏日を通り越して猛暑日が続きますね。 こんな暑さにも負けない酷暑対策の一つとして、我が家の食事、は薬膳を多く取り入れています。 今回は、こんな酷暑でも、楽しみながら、じわっ～としっかり体が喜ぶ、薬膳を紹介したいと思います。 薬膳って、聞いたことはあるけれど難しいのでは？ 薬膳と聞いて、高麗人参とか陳皮、芍薬というような漢方の生薬をイメージされる方も少なくないのでは…

今年もあっという間に3月に突入。 今週は雨の予報で、まだ寒い日が続きそうです。 ところで、先週末から胃の調子が悪く.... 昨日は病院に行きました。友人が薦めてくれた こちら「南通市中医院」です。 南大街の南通中学向かいにあります。 中医の病院ですが、西洋医学の病院と変わりないですね。地上11階と結構大きな病院。 初診なので、1階の受付で個人情報の登録を行います。 午後に行きましたが、思った程は混んでませんでした。 これまで、南通大学付属医院や、人民病院などへも 行きましたが、その中で一番空いてます。 病院内も割と綺麗で、静かです。 少なくても以前経験した戦場の様な雰囲気はないです⬇️ 2階の…

朝7：00 台北旅行2日目。 台湾旅行といえば、お楽しみのひとつは“朝食”。 私たちも朝食を『ハシゴ』するために、頑張って早起きすることに。 まずはホテルの朝食。 地下の食堂でのバイキング形式。内容は、よくある台湾二つ星ビジネスホテルの朝食かな。 黄色いスイカって久しぶりだったのでテンション上がっちゃいました。 8：00 お次は、駅近くの蒸し餃子屋さんで朝食②。 中山國小駅徒歩5分、圓山老崔蒸包さん その場で山のような蒸し餃子が包まれてます。 持ち帰り専用店なので、飲食スペースは無し。 向かいの公園で食べな、と言われたので公園の東屋でさっそくオープン。 あましょっぱい麻辣タレみたいなのがついて…

中医探究｜理論編。 今回のテーマは「治則」です。 気になるキーワードは「治病求本」と「内外同治」でした。 一旦出来上がったのち、改めて作り直しました。 最後の一文が一番言いたかったことです。 今年は人体観、発病観、診察法に取り組んできました。 これから、治法を経て、養生法へと繋げていきます。

中医探究｜実技編 本日は個人レッスンdayでした スワイショウをしながら練習内容を相談します 腹部・面部と決まりました 施術の際は極力緩い圧加減で行います 中医の養生思想には「三分治七分養」という言葉があります 術者は肩の力を抜いて、施術にあたるべき レッスン中の「対話」で見つけた手技療法の極意也

昭和59年7月2日１版1刷 昭和62年2月20日1版2刷 ①反対学を学べ ②修琴堂医院のこと ③器具貧乏の父、苦労した母 ④風雪の三年、温室の三年 ⑤熊本医専へ ⑥医学に疑問、文学に突進 ⑦修琴堂四代目を継ぐ ⑧従祖父大塚仰軒のこと ⑨漢方の道へ ⑩東洋医学の聖典『傷寒論』 ⑪独立独歩の漢方医院 ⑫漢方は大認による術 ⑬権藤成卿先生に師事 ⑭漢方研究に励む ⑮日本漢方医学会の結成 ⑯古医書の収集に熱中 ⑰患者さん様々相 ⑱二人の師失う ⑲終戦―漢方の危機 ⑳眼底出血、病気の辛さ身にしみる ㉑日本より多い仏独の漢方研究家 ㉒身近な跡継ぎに恵まれる ㉓漢方啓蒙、普及活動 ㉔日本独特の診断―腹診 ㉕…

今朝はものすごい頭痛で目覚めました。 耳の後ろから首にかけて炎症が起きているような痛さです。 微熱もあるので、多分風邪をひいたのだと思います。 風邪をひきかけたときや風邪をひいて１日目は、漢方薬がよく効きます。 中国て売っている漢方系の薬は種類も値段もさまざまです。 風邪は大きく分けて上の三つに分類されています。 一つ目は风寒，これはブルブル寒気がする感じの風邪。 二つ目は风热，これは逆に喉や頭など炎症で熱を帯びている感じの風邪。 三つ目は暑湿，これは夏の熱中症に近い症状の風邪。 今回自分は二つ目の風邪のようです。 これは以前病院でもらったアンプルの風邪薬です。 小さいけど超まずい！ 少しは効…

富山県には、多様な住宅型有料老人ホームが存在し、それぞれが高齢者に快適で安全な生活を提供しています。各施設には独自の特徴があり、サービス内容や費用、入居条件が異なります。今回は、具体的な施設情報を詳しくご紹介します。 PDハウス秋吉 所在地：富山市秋吉130-4 特徴：国内初のパーキンソン病専門介護施設です。24時間看護体制が整っており、専門的な医療ケアを受けられる点が特徴です。要介護の方のみ入居可能で、自立や要支援の方は対象外です。医療ケアを重視する方に最適な施設です。 費用：入居時10万円、月額8.52万円 空室状況：入居予約受付中 太陽のプリズム才覚寺 所在地：富山市才覚寺259 特徴：…

私見では、意拳の練功は、多くの場合「預」功（或いは「欲」功と呼ぶ）を練るものであり、即ち「将に」の功、「未だ発生せざる」前のその功、また「将に」発生せんとするその功である。皆が意拳の站樁において「動」の前の運動、即ち「未だ発生せざる」前のその運動を練っているにもかかわらず、この事を説明する適切な名称がない。故に私は中医の概念を借用し、特にこれに名付けて「未力」とした。 中医には非常に良い理論がある。即ち「未病」を治す理論である。「未病」という語は、黄帝内経の『素問・四気調神論』に源を発し、「未病」理論は医学介入の切り入れ点を前に移し、「已に病める人群」から「未だ病まざる人群」へと拡張した。「未…

問：仲軒太師爺、このようにお呼びさせていただきたいのですが、私の師承は李存義——劉云及——崔振先のこの一派です。崔振先は私の太師爺であり、彼は薛顛に入門していたので、あなたを太師爺とお呼びするのは分内のことかと存じます。我々のこの一派の教えでは、劈拳を打つ時は松柔で力を用いず、足下で歩を動かす時は、一提一放を求め、このようにしては出せませんが、それでも趟歩の勁を作り出さねばなりません。これはどのような意味があり、また如何にして為し得るのでしょうか？ 答：お前は師の言葉を聞くべきだ。お前の師は正しい。武芸は気を以て力を用い、道芸は神を以て気を用い、さらに一段上である。形意拳は道芸であり、理解でき…

形意拳はどこまで練れるのか？ 唐師は私に例えて言った。断崖絶壁から飛び降り、地面に激突しそうな時、手で岩壁を一撃すれば、人は横に飛び出し、無事であると。人と戦う時、一度搭手しただけで相手の勁を変えられる、この技は良いものと言える。さらに良いものがあり、自身が制御を失った時に、自分の勁を変えられることである。武を争う時は、制御を失う時が多く、すべて不意であり、この技を習得せねばならない。 この功夫は断崖から飛び降りて得られるものではなく、大桿子を練って得られるものである。形意の桿は凄まじく、桿は丈二の長さがあり、張飛の長矛に等しく、「十三槍」と名付けられている。 十三の用法は、実は胡乱に振ればす…

未病とは 上医 中医 下医 足つぼと食事指導は？ 未病とは 当サロンでは未病を防ぐことを目的としています。 未病とは、黄帝内経（こうていだいけい）という中国の古い医学書に書かれている言葉であり、 「未病とは病が未だ起こらない状態で、養生が必要だが、そのまま放置しておけば大病になる」（貝原益軒『養生訓』より）という意味です。 病気と健康の間であり、不定愁訴とも言われています。 では、未病を防ぐために重要となるのは 日々の生活習慣・食事です。 上医 中医 下医 上医・中医・下医、こちらも中国の古い医学書に書かれた言葉であり それぞれ役割・手法が異なります。 上医はいまだ病まざるものの病を治し、中医…

光栄なことではあるが、今の僕の薬局でもう一人薬剤師は必要ないと言うか、給料など出せる余裕はない。スタッフと仕事量の割合は繁盛薬局に比べればゆるゆるで、ほとんど横着にしか見えないかもしれない。 訪ねてきてくれた薬剤師さんが、漢方薬に興味があり、うちでアルバイトみたいなことをしたいと言われたが、これもまたその方に申し訳ないが、僕の漢方薬は現代の主流ではなく、昔ながらの口訣で得た知識ばかりだから、中医と言うものを紹介した。 今、講演などで講師を務める方、大学病院などで漢方外来を担当されている方、地域の漢方医などの中では、圧倒的に中医を修められている人が多い。学問だっているから習得すれば権威づけられる…