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京都学派

(読書)
きょうとがくは

哲学

西田幾多郎田辺元および彼らに師事した哲学者たちが形成した哲学の学派。波多野精一西谷啓治久松真一武内義範上田閑照らが挙げられる。
東洋でありながら西洋化した日本で、ただ西洋哲学を受け入れるだけではなくそれといかに内面で折り合うことができるかを模索した。しかしながら東洋の再評価の立場や独自のアイデンティティを模索することは次第に「西洋は行き詰まり東洋こそが中心たるべき」との大東亜共栄圏思想に近づくこととなり、特に西谷啓治高坂正顕高山岩男鈴木成高は「世界史の哲学」を提唱し海軍に接近した。このため敗戦後になると戦前の京都学派は没落したが、近年大橋良介により再評価が行われている。

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