人生とは、闇であると私は思う。生まれた頃は光なのか闇なのかは認識不可だ。だが、生まれて親の元で育ち、次第に就学してから進級の度に闇だと気付き受験や試験という壁を目の前にすると闇は一層深くなる。どの人間もそれを突破すると今まで迷い尽くした闇の中から光が射すようになる。大学全入時代のこのご時世就活、就職が決まるまで闇をひたすら右往左往する。就職が決まると光が闇の3割ほどさしてくれる。つまり、苦しみを乗り越え喜びという感情を得るのだ。だがしかし、それもつかの間、働き始めて闇は広く浅くなっていき、成功者は光が6割射してくれるが敗者は闇のどん底行きだ。どちらにしろ、闇が薄くなってくるのは還暦過ぎだ。老後…