沖縄の空の玄関口、那覇空港。旅の思い出を胸に、多くの人が「リウボウ」のロゴが入った紙袋を手にします。そこには、沖縄唯一の百貨店を擁する地元随一の企業グループとしての絶大な信頼感が込められています。しかし、その華やかな表舞台の裏側で、同社が依然として深刻な財務危機と戦っているとしたら、多くの人が驚くのではないでしょうか。 今回は、沖縄を代表するリウボウグループの商社機能として、那覇空港での小売事業や卸売事業を展開する、株式会社リウボウ商事の決算を読み解きます。その財務諸表は、負債が資産を13億円以上も上回る「債務超過」という極めて厳しい現実を示す一方で、当期純利益は黒字化を達成するという、再生へ…