望遠鏡以前の天文学 古代からケプラーまで 表紙 望遠鏡以前の天文学 古代からケプラーまで クリストファー・ウォーカー 編 山本啓二・川和田昌子 訳 恒星社厚生閣 発行 2008年11月5日 初版第1刷発行 肉眼しかなく、器具も不十分な時代でも、一生懸命に天を観察し、記録に残し、理論立てていった先人の苦労が偲ばれます。 序文 17世紀前半に最初の天体望遠鏡が現れる。 ギリシャ人が平板な地球という理論を退ける。 しかし地球が中心という考えは、ニュートンの時代まで一般的には続いていた。 天文学と占星術のどちらが最初に生まれたかを問うことは、鶏と卵のどちらかが先かを問うことに似ている。 古代のほとんど…