日本酒・醤油・味噌などの発酵食品を、吟味した原料を用いて念入りに醸造すること。
酒税法で定められた特定名称酒の内、精米歩合60%以下の白米、米麹、醸造アルコール、水を原料として製造され、固有の香味(吟醸香)を帯び、色沢が良好なものを「吟醸酒」と呼ぶ。この場合、醸造アルコールの添加量は白米重量の10%以下(アルコール分95%換算)でなければならない。
瓶のラベルに「吟醸」と書いてある場合は、以上のような条件で製造された日本酒である。
吟醸酒には、製法や原料の違いにより、「吟醸」・「純米吟醸」・「大吟醸」・「純米大吟醸」の種類がある。