世界的に流通し、外貨準備の対象とされ、それによって決済も行なわれるスーパー通貨のこと。第一次世界大戦前はイギリス・ポンドがこの役割を担っていたが、それ以降はアメリカ・ドルがその役割を担っている。 イギリス全盛期は「パックス・ブリタニカ」と呼ばれ、アメリカ全盛期は「パックス・アメリカーナ」と呼ばれるが、世界のトップ国家は、基軸通貨と共にある。
今、ビットコインなどの民間のデジタルカレンシーは、投機の手段です これらの目的が決済手段となるためには、適度な流通量及び価格の安定が必要です ところが、デジタルカレンシーは、採掘・流通の消費電力が多く、コストが高い そのため、流通量の急増は見込めません 供給が絞られているから価値がある ー そう思われて、価格が上がり続けています では、消費電力が下がるような技術が開発されればどうなるでしょうか 今度は供給量が増えすぎ、価値が暴落します 結局のところ、ビットコインなど民間のデジタル・カレンシーは、投機の手段を出ません そして、投機は恋と同じ 醒めれば 「あれ、何であんなのにハマってたんだ?」 唐…
米ドルの基軸通貨性は、トランプ元大統領が経済制裁のツールとしてドル決済禁止を多用しすぎたため、揺らぎました 米国ににらまれている国は、米ドルの代わりに人民元を使えば、米ドル取引を禁止されても痛くもかゆくもありません 一言で言えば、敵の敵は味方です こうやって、トランプ政権下で着々と中国陣営及び人民元の流通が広がった結果、米国による経済制裁の効き目が弱くなり(薬物代謝)、さらにはドル経済圏を狭めるという問題(副反応)も起こしたのです さらに言えば、デジタル人民元は、流通のしやすさでは米ドルの上を行きます ビットコインと同じく、デジタル人民元も銀行取引を介しません そのため、交換手数料がかからず、…
2018年にトランプ政権がイランやロシアに対して発動した経済制裁の一つに 「ドル決済の禁止」 がありました そもそも、なぜドル決済禁止が、制裁相手に対してダメージを与えるのでしょう 例えば、私が台湾からお茶を輸入する、とします 私がお茶屋さんの銀行口座にあてて振り込んだ代金は、日本円→米ドル→ニュー台湾ドルという順で交換されます このように、米ドルは、航路でいうハブ空港のように、取引の間に立っています さらに説明すると、私が口座を持つ日本国内の銀行と、台湾のお茶屋さんが口座をもつ台湾国内の銀行は、これらの銀行がアメリカの銀行に開設している口座で、為替取引をしています このアメリカ国内の手続きに…
基軸通貨として世界に認められた国が覇権国家である。 昔からそう言われています。ほんとにそうなのかな? 今回は人民元です。 中国がWTOに加盟したのが2003年。「白猫であれ黒猫であれ、鼠を捕るのが良い猫である」と資本主義への実質的な参加をほのめかし南巡講和で重要な声明を鄧小平がしたのがその10年前の1992年。 筆者は2003年に中国に関係した投資関連の仕事をしました。当時は、証券監督管理委員会(CSRC)と国家外貨管理局(SAFE)の2つの承認が必要でしたね。SCRCが証券関係の免許を、SAFEが人民元と米ドルなど外貨との交換枠(クォータ)を管理していました。上海の銀行をカストディアン(保管…
通貨のお話をもう一つ。 遅ればせながらNetflixにハマっている私が今年見た韓国ドラマに「ミスター・サンシャイン」があります。イ・ビョンホン主演です。日本の明治時代に相当する李氏朝鮮最後の時代で、米国やロシア、日本が朝鮮半島を支配しようとするのに、対抗する民兵(義兵)たちの話です。身分制度が残り支配階級の両班の良家の娘として生まれた狙撃の名手、賎民と蔑まされながら米国に渡って米国海兵隊の指揮官として戻ったイ・ビョンホンなどのお話です。 この中で、日本は「こんなひどい事をしてきたの?」と思うほど悪者に描かれていますが、歴史はいろんな観点から公平に見るべきと考えているので、受け入れられます。 日…
大破局(フィアスコ)―デリバティブという「怪物」にカモられる日本 作者:フランク パートノイ メディア: 単行本 「金融工学(Financial Engineering)」という言葉を初めて聞いた時は違和感が強かった。本来なじまないものを無理やりくっつけた感じで、最先端を思わせる煌めきに恐れ入りつつも、何となく怪しげなものを感じた。 金融工学とは金融商品の設計や管理にコンピュータによる数学的処理の技術を持ち込んだものだ。米国のアポロ計画終了で失職したロケット技術者がウォール街の投資銀行に流れ込み、その工学的技術が金融業務に取り入れられて新しい金融分野が拓かれたといわれている。 ちなみに投資銀行…
リブラなどの通貨のデジタル化が加速!今やるべき事、人より得する術 こんばんわぁ。通貨のデジタル化が、コロナによってどんどん、加速していきます。私も、一部だけビットコインを保有していますが、もうスタバとかでも利用できるようになるとか? ビットコイン価格は5月上旬には一時1万ドルの大台を回復した(写真はイメージ=PIXTA)日本経済新聞より引用いよいよ日本でも、 3メガバンクやJR東日本など9社が参加し、 デジタル通貨の普及に向けた協議会を設置すると発表。Suica(スイカ)など既存の電子マネーと、銀行系のサービスの連携の可能性などについて議論を進めるそうです。デジタル通貨を使った、国内の決済イン…
こんにちは、しょうです。 目次 はじめに 仮想通貨はますます身近に ビットコインの立場、相対的低下 基本の考え方 分散投資。しかし注意点も 資産に占める割合別のおすすめ 3%まで ビットコインか、イーサリアムのみ保有 3-5% ビットコインともう1銘柄 5%以上 2%増えるごとに1銘柄増やす 課題:リバランスをするべきか まとめ はじめに 仮想通貨はますます身近に 2月18日に北米初のビットコインETFがカナダで上場 米カード決済大手のビザは3月29日、仮想通貨を使った決済(USDコイン)を始めると発表 仮想通貨交換業者、コインベース・グローバルが4月14日に米ナスダック市場に上場 Tesla…
『経済危機はいつまで続くか』 コロナショックに揺れる世界と日本 永濱利廣 平凡社新書 2020/10/17 <新型コロナウイルスのパンデミック> ・新型コロナウイルスのパンデミックによって、世界経済はリーマン・ショックを超える危機に見舞われている。大国アメリカが矢継ぎ早に大規模な経済対策を打ち出したことで、各国の経済が落ち着きを取り戻しつつある一方、日本では、消費増税に加え、オリンピックの延期で内需はより悪化しているのだ。コロナ禍によって落ち込んだ景気は、どのタイミングで回復するのか。 <リーマン・ショック> ・日本の場合は、個人消費が元に戻るまでに2年くらいかかっています。欧米の場合、特に金…
スポンサードリンク // ジェローム·パウエル米連邦準備制度議長は14日「仮想資産は投機の手段に過ぎず、実際の決済に活発に使われていない」とし「金のような投資対象にすぎない」と述べた。パウエル議長は「人々は数千年間金に実際に存在しない特別な価値を付与したが、ビットコインはそういう性格」と言及した。パウエル議長は「ビットコインは決済手段としてあまり使われない」という点を繰り返し、このように述べた。 韓国反応1 コインをする人たちが未来の価値を考えて投資するか一発ちゃんと打って両替する目的だよwwwwwww 文字通り賭博だよ 韓国反応2 アメリカのユーシミンだね。www 韓国反応3 ビットコインで…
日銀が「デジタル通貨」の実証事件を始めたそうです。 中央銀行デジタル通貨(CBDC)というのが正式名称のようです。 紙幣や硬貨と同じように使える「デジタル通貨」について、日銀は5日、基本的な機能を確かめるための実証実験を始めたと発表しました。 「デジタル通貨」は、流通している紙幣や硬貨と同じように使える電子的なお金のことです。 日銀は「現時点で発行する計画はない」としていますが、各国の中央銀行が研究を行う中、5日から流通や発行といったデジタル通貨の基本的な機能を確かめるための実証実験を始めたと発表しました。 実験はシステム上で行い、期間は来年3月までの1年を想定しているということです。 【出典…
こんにちは!暗号資産(仮想通貨)800万円相当保有中のSAITAMANです。 3月17日、暗号資産取引所ビットポイントにTRON(トロン、通貨単位はTRX)が上場しました。 これが日本の取引所では初の上場になります。 上場を記念して、期間中の新規口座開設者にもれなく3,000円相当のTRX(トロン)がプレゼントされるキャンペーンが開始されました! キャンペーン期間 2021.3.31(水)16:00~2021.4.30(金)16:00まで キャンペーン対象 キャンペーン期間中に、口座開設完了のお手続きが完了したお客様 プレゼント内容 3,000円相当のTRXをプレゼント プレゼント実施日 20…
金融バトルアニメで、非常に良くできている。 下手な経済ドラマよりも調査がしっかりしているし、基礎知識なしでも、金融の知識があっても楽しめる骨太な仕上がり。 と言っても2011年放送の作品で、リアルタイムで見ていたのを思い出して再度視聴した。 以下ネタバレと解説 基本的な対立構造は、未来vs現在。 この世界においては、未来を担保にキャッシュを手にすることができる。 つまり、負債や借金を意味する。 将来を犠牲にしても現在の安定を取るか、目先の安定がなくなっても、より良い未来の可能性を残すか、ということである。 三国のやっていたこと。 三国は未来を犠牲にしても現在の安定を選ぶという選択をとっていた。…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 日本の衰退は止められない。 ・ ・ ・ 2021年4月15日号 週刊新潮「『未来の年表』の著者が警告 2021『ベビーショック』 コロナは少子化を18年早めた ▶戦後史に残る『出生数急落』『婚姻数激減』 ▶デジタル化で『人不足倒産』拡大 ▶年金破綻危機に『高齢消費者』が消滅 ▶『過度な自粛』で若者を縛り付け経済は致命傷」 すでに危機的状況にあった日本の『少子化』は、この1年余のコロナ禍でさらに深刻の度合いを増した。出生数が大幅に減少したことにとどまらず、出産と深く結びついている婚姻…
[ 本日厳選MMT関連本ご報告 | 2021年04月13日号 | #現代貨幣理論 特集 |(英語: ModernMonetaryTheory、Modern Money Theory 、略称は #MMT)| #中野剛志 / #ステファニー・ケルトン / 藤井聡 他 | 肯定的評価 アメリカと日本で注目されているとされる。提唱者からは、日本が事実上、すでにMMTを裏づけているとの声も出ている。社会保障費の急増などで、国の令和元年度末の国債残高が897兆円に膨らむ見通しであるなど財政悪化が進んでいるにもかかわらず、長期金利は低いままで、国債も安定して買われ続けているからだとされる。中野剛志は、MMT…
【動画】「人民元の基軸化」の深謀 日本の弱腰突いた「海警法」遠藤誉さんに聞く 編集局 2021/4/12(月) 中国|動画 [パトリオットTV] 中国の中東戦略は、米の制裁でドル決済のできない中東産油国と、人民元を基軸通貨にしようとする中国の思惑が合致したもの。南シナ海でシーレーンが止められた時の陸路でのエネルギー確保も狙う。海警法は日本の弱腰を見越したもの。日本は何をすべきか、中国問題専門家の遠藤誉氏に聞いた。 ▼関連動画▼父を失脚させた鄧小平への復讐 習近平の動機を探る 遠藤誉さんに聞く【パトリオットTV:098 -#02】 米中アラスカ会議の真相 遠藤誉さんに聞く【パトリオットTV:09…
こんばんは。 遠くからタイミングを狙ってるんじゃなかろうか。 アメリカという国はマネーゲームに長けている。物を作らなくてもシステムや金を動かすだけで利益をかっさらう。日本の成長もバブルが崩壊し完全にライバルの座から蹴落とされました。1990年まで急激に上がってから落ちるのではなくもっとバブルが膨らむ前に止まっていれば失われた30年はなかったのかもしれません。 今はビットコインの時価総額が1兆ドル、仮想通貨全体で2兆ドルを越えるところまできています。しかし2兆ドルなんてバイデン大統領がこないだ経済対策に通した予算くらいです。まだまだたいしたことはありません。 まだ仮想通貨は潰さないで膨らむだけ膨…
今日は「お金の雑学」として未来の通貨について話して行く。最近はテレビを見ていても新型コロナウイルス関連のニュースが多いから、どうしても他の問題に関心が向き難くなっているんだけど、その最中にあっても政府はデジタル通貨の研究を着々と進めているんだ。理由は中国のデジタル人民元の実現が迫っているからなんだけど、そこには基軸通貨の交代など様々な要因がある。2024年には新紙幣に切り替わるのに何故今になってと思うかも知れないけど、私たちの価値観がどうであれ、時代は移り変わり、金融システムも転換期を迎えて行く。新時代の通貨を受け入れるかどうかを議論する前に、先ずは従来の通貨と向き合いながら、改善点を模索して…
ジョン・K・ガルブレイスの著作『大暴落 1929』(2008年11月・日経BP社)を紐解きつつ、いったい何が起こったのかを辿ってみよう。 1927年、アメリカの「株式ブーム」をバブル化させる大きな国際的変動が起こる。その伏線は1925年に当時蔵相であったウインストン・チャーチルが断行した「金本位制」への復帰であった(大戦中、国際的な金本位制は崩壊)。第1次世界大戦中、ポンドは下落し、1920年の為替レートは、戦前の1ポンド=4.861が1ポンド=3・2ドルになっていた。ポンド安はイギリス帝国主義の政治的経済的力・権威の低落の結果であり、旧帝国イギリスの没落、新興帝国アメリカの台頭という、帝国主…
2021/04/10 土曜日 戦績 USDJPY +22,900円 EURUSD +17,166円 GBPUSD +41,347円 AUDUSD +3,293円 NZDUSD +1,858円 USDCAD +12,496円 USDCHF +9,646円 EURJPY +25,100円 GBPJPY +96,400円 AUDJPY +7,700円 NZDJPY +6,200円 CADJPY +4,100円 CHFJPY +13,400円 EURGBP +7,651円 EURCHF - TOTAL +269,257円 週間戦績(当週) TOTAL +6,211,209円 月間戦績(4月) TOTA…
皆様、こんにちは今日は🌱🌷🌱春らしい穏やかな陽気で心地がいいです。🗾日本に真の平和が訪れる事を心より願い、今日も投稿させて頂きます🙇 中国共産党のおぞましい野望を書かさせて頂きます。 以下は、皆様のご存知の通りかと思いますが、改めてご紹介させて頂きます。 千人計画とは、中国共産党が🌎世界から科学者など優秀な人材を集めて核兵器など軍事力を高めるために立てられた計画です。 既にその計画に参加している人数は、1万人にも登っているとも聞いた事がある位、想像を越えている人数になっているかと思います。 実は我が国🗾日本からも少なくとも43人は千人計画に参加しています😫 日本学術会議は(我が国、日本の科学者…