甲子園球場の全国高校野球大会に『日報抄250819』は思う▼カミュは、「異邦人」の中で、耐えがたい暑さを随所に描写。主人公ムルソーは殺人を犯してしまう。動機を「太陽のせい」にしたほどだ▼国内で気温が40度を超える日が続出した。熱中症で人が亡くなったというニュース、暑さが人命を奪う点では、ムルソーの論理に通じるものがあるだろうか▼非情な暑さは甲子園の風景を変えている。初日の開会式が午後4時から始まったのには驚かされた▼試合も一日で最も暑い時間帯を避け、午前と夕方の2部制で行う日程が増えた▼真夏の過酷な太陽に負けず、はつらつとプレー、アルプススタンドで声援を送る応援団。こうした姿から、げんなりとし…