しかし、教員不足の主原因が政策にあったのなら、教員不足は政策で改善していけることになる。(佐久間亜紀『教員不足』岩波新書、2024) こんばんは。A県で勤務した小学校に専科の先生がひとりもいなかったことも、B県で勤務した小学校で同じ学年(5クラス)を組んだ4人が初任、臨任、臨任、臨任だったことも、佐久間亜紀さんの『教員不足』を読んだら、その理由がよくわかりました。専科の先生がいなければ、週の授業の持ちコマが30近くになって大変です。同じ学年を組んでいる同僚が臨任ばかりだったら、正規採用の私は責任が重くなって大変です。もしも日本の教員が、メンバーシップ型ではなく、ジョブ型志向だったとしたら、私の…