宮崎県児湯郡新富町は、宮崎県ほぼ中央部の沿岸地帯に位置し、宮崎県児湯郡に属する地方公共団体。
1959年3月31日設立。
面積は61.7km²、人口は17,666人*1。
東西約9km、南北約7kmのほぼ四角形で、北西部は高台の畑地帯、東南部一帯は一ツ瀬川ぞいにひらける平坦な水田地帯を有する。
古くはこの平坦部は海中であったと思われ、貝化石等が発見され、北西部の高台一帯には、円形古墳や前方後円古墳など230基余りが散在し、その名も新田原古墳群と称している。
1940年、町の中央部高台地帯に新田原飛行場が建設され、戦時中は落下傘あるいは特攻隊基地として使用された。終戦と共に開拓地として民有化されていたが、1957年、航空自衛隊新田原基地が建設され、現在では、国土防衛の役割をはたしている。
農地面積は約2,600ha、水田と畑がほぼ半分づつで、水田地帯では早期水稲、施設園芸ではトマト、キュウリ、ピーマンなどが栽培されているほか、畑地帯ではメロン、タバコ、茶が栽培され、豚、養鶏、肉牛、酪農などの畜産も盛ん。
45402-8
*1:2014年11月1日現在