『将門記』などを研究している。 神奈川県の高校教員であった。 bk1による目録。 http://www.bk1.co.jp/author.asp?authorid=110002089080000
2005年4月から、はてなダイアリーおよび人力検索サイトはてな(アンケート)で「村上モトクラシ大調査」が展開された。
こんにちは~ ると デス 台風も去り、愛知はスカッと快晴です! 会社に5時くらいに到着したのですが 1時間村上春樹を読み、 ほんの少し寝ようと思い、またしても車の中で爆睡! おまけに、いかがわしい夢まで見てしまい 起きたら8時になっていました 貴重な2時間を夢で費やしてしまいました!! ということでいつものデスクへ(笑) 村上春樹さんって翻訳本多いです。圧倒的に! ワシはまだ彼の翻訳本を読んだことが無いので是非とも読んでみたいのだ ここにも行ってみたいなぁ!事前予約必要!! 新聞ペラペラしていると、またチョイと興味をそそるフレーズが 『笹の葉』 ⇒ 『ツァツァノパ』 『母 ⇒ 『パパ』 なんじ…
僕の趣味の中で、最も古くから続いているものは読書である。 いつから趣味レベルになったのかは覚えて無いが微かな記憶では、小学生の時に読み始めた海外の古典推理小説(シャーロックホームズとかアルセーヌ・ルパンとかエラリー・クイーンとか)にハマったのが最初ではないかと思う。 それ以来、年に数冊しか読めず、趣味剥奪されるような年が何年かあったもののそんな例外は除けばコンスタントに読み続けている。 そんな僕の中で、好きな作家の断トツ上位に来るのが村上春樹である。まあベタではあるが、別にベタだろうがベタじゃなかろうがそんなものは関係ないのだ。 村上春樹との出会いは、友達の誰かにおススメされた ノルウェイの森…
5月はかなり忙しかったんですが、合間を縫って読めました。 どの本も読み応えたっぷり、ハズレ無しでしたね。 5月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1708ナイス数:21傲慢と善良 (朝日文庫)読了日:05月31日 著者:辻村 深月噓つきジェンガ読了日:05月27日 著者:辻村 深月街とその不確かな壁の感想一気に読み終えました。 やっぱり村上春樹さんの物語はすごい読了日:05月25日 著者:村上 春樹仕事選びのアートとサイエンス (光文社新書)読了日:05月09日 著者:山口周読書メーター
先日「街とその不確かな壁」の第一部を読み終えた。時間があるときに少しずつ本を読んできて、ようやく第一部が終わった。第一部の最後で「えっ!そういう感じにしちゃうの?!」となったのだが、その意外性が面白さのひとつでもあるのだろう。第二部がかなりのページ数だが、物語がどのように進み、どのように落ち着くのか楽しみだ。引き続き、時間を作って本を読み進めていきたい。 coheyglby.hateblo.jp ランキング参加中読書ランキングに参加しています。よろしければクリックお願いします。
これまで読んできた村上春樹の短編集の中では一番好きだった。 長編は好きなのが多いんだけど、短篇はこれまであんまり好きなのに出会えていなかった。『レキシントンの幽霊』とか『回転木馬のデッド・ヒート』、『パン屋再襲撃』とかいろいろ読んだ気がするが、どれも印象が薄くてあまり覚えていない。でもこの本に載ってる短篇はどれも割と好きだった。 なんだか全体的に「日本的な要素」が目立っていて、珍しいなと思った。具体的には、関西弁、日本文学、日本の野球チームなど。意図的か? でも相変わらず日本文学的な雰囲気はほぼない。 以下、ストーリー展開への言及があるので未読の方は注意。 石のまくらに クリーム ウィズ・ザ・…
街とその不確かな壁は、村上春樹の最新長編小説で、2023年4月に発売されました。高校生の「僕」と「君」が文通で知り合い、やがて「君」が住む高い壁に囲まれた「街」に「僕」が入り込むという物語です。 第1部では、「僕」と「君」の出会いと交流が描かれる。「僕」は文芸コンクールで「君」の作品に惹かれて手紙を送り、それをきっかけに文通を始める。月に2回ほど公園で会って話す仲になるが、「君」は自分の住む「街」のことを話そうとしない。第2部では、「僕」が「君」の住む「街」に入ることになる。「君」は自分の影を失ってしまったことを告白し、「僕」に自分の影を探してほしいと頼む。そのためには、「街」の中にある図書館…
評価 ネタバレ感想 街とその不確かな壁作者:村上春樹新潮社Amazon 評価 ☆☆☆(最高評価は☆5つ) ※以下は作品のネタバレを含むので、注意してください。
3時間に及ぶ作品。映画を観たというよりも、文学小説を映像で観たという感じ。 冒頭の、物語の筋書きをしゃべりながら、主人公、家福(西島秀俊)とその妻、音(霧島れいか)のベッドシーン。2人の俳優の美しい姿態にはほれぼれしたけれど、なんでこんな退屈なシーンが続くんだ!とその時は思った。しかし観終わってみれば、セックスは本作の中で外せない一つの要素であった。しかも、”ドライブ・マイ・カー”は、ブルースの古い隠語で「性的関係を持つ」という意味があるそうなのだから、それぞれつながっているわけだ。 演出家で俳優でもある禍福は、愛車の中で音が演劇の登場人物の台詞をしゃべる録音を聴きながら舞台のことを考える習慣…
村上春樹さん、スペインで最も権威ある賞「アストゥリアス皇太子賞」受賞 5/24(水) 23:49配信 6 コメント6件 村上春樹さん(2021年撮影) スペインのアストゥリアス皇太子財団は、今年のアストゥリアス皇太子賞・文学部門の受賞者に、作家の村上春樹さん(74)が決まったと発表した。同賞は、スペインで最も権威ある賞とされる。 おめでとうございます。 「街とその不確かな壁」読みました。
**この文章には、村上春樹の「街とその不確かな壁」についての記載があります。未読の方はご注意ください** 小学生からの読書歴のなかで、ずっと好きなままでいる稀有な作家が村上春樹です(呼び捨てが気まずいので、以降は村上さんとします)。経済的にゆとりができてからは、新しい本が出るたびに発売日に本屋に買いに行って、あらすじや解説、誰かの感想といった雑音が耳に入る前に読み終わるようにしていました。誰にも邪魔されずに一人で物語と向き合う時間はとても幸せです。 村上さんの書く小説は、文字ではなく映像として頭に入ってきます。それだけではなく、まさに自分自身が物語のその場に立っているように、あらゆる気配が生々…
『モーニング』 三島由紀夫『美しい星』 村上春樹『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』上 田中むねよし『戦闘メカ ザブングル アナザーゲイル』1(読了)
ガソリンスタンドで給油していたら、近づく影がある。手にチラシを携えた美女が、こんにちはと笑顔で言ってくる。アプリを登録してほしいらしい。このシチュエーションは前にもあった。そのときは登録お願いしますとチラシを渡された。給油後、助手席にそっと置いたチラシはそのままどこかへいってしまった。 多くのチラシがそのような運命を辿ったのは容易に想像ができる。店側も登録者を増やすのに対策を講じたに違いない。ガソリンがリッター当たり5円引きになると説明があり、「すぐに登録できますのでー、」とここまでは前回と同じだ。わかりましたーと受け取ろうとしたその時、美女は言ってきた。渾身の笑顔で。「いま、いっしょに登録し…
寝る前の読書が習慣化されてきたのでこれからどんな本を読んでいこうかを考えるためにBRUTUSの本特集を読んでみた。 コスパ重視・タイパ重視でビジネス書ばっかりを読む必要はないし、小説を楽しむ余裕があった方がかえって豊かな人生なんじゃないかって最近思えてきてるから、気になった本を片っ端から乱読していくだけで十分なのかもしれない。 小説、実用書、ノンフィクション、ビジネス等々、何かひとつに偏るんじゃなくてどれも摂取してバランス良く。TAITANと藤井健太郎の対談くらいの読書スタンスが自分としては一番しっくりきた。 ということで以下は雑誌の中で特に気になった本のリスト。 目の見えない白鳥さんとアート…
『すずめの戸締まり』のブルーレイ予約が開始されましたね。 早速予約しました。 『すずめの戸締まり』自体の感想書くとしたら、公開初週に劇場に足を運んだので時がたっていますし、繰り返し劇場に行ったわけではないので、ものが届いて見直してからにしようと思っています。 という事で、新海誠監督の作品全般についての感想というか雑記のようなもの書いてみようと思います。新海誠作品は昔から好きですし、初期作品から知っているので、少し思い入れもあったりします。 新海誠は初期の頃から好き 何が好きかって、やはり新海節 こってりした、どこが小説や詩の一節のようなセリフ ピナクルが特に印象的な演出 そんな新海作品も変化し…
神保町から西馬込まで足を伸ばして久々、龍子記念館に行くことにした。 ここは2021年に二度訪れている。いずれも今回と同じくお茶の水の歯科医に通院した後に行った。行動パターンが定型化されている。 神保町から都営三田線で三田まで行き、そこで都営浅草線に乗り換えて一駅泉岳寺まで。さらにそこから西馬込行き乗り換えてという道のり。西馬込からは徒歩で15分。都内の小さな旅みたいな感じである。 馬込周辺は戦前、作家や芸術家が多数住んでいたようで、馬込文士村と呼ばれていたという。あちこちの記念館や居住跡のプレートがある。一度時間をかけて周遊してみようかと思ってもいるのだが、多分これは果たせずじまいかもしれない…
最近、昔読んだ本を思い出しては読み返しています。ひとつ、10年前くらいに読んだきりで名前を思い出せない小説があって困っています。 おぼろげな記憶ではこんな話です。 働く女性が主人公。年齢は30〜40代で、失恋したか、他に思うところがあったかでマンションを探す話。内見に行ったのは神楽坂の小さなマンションで、日当たりが悪くてどことなく寂しい印象の家だった。だけど主人公はその部屋に自分と重なるものがある気がして、好条件じゃないし安くもないその物件の購入を決める。最後、西日が差し込む新居で、これがわたしらしさだ…という雰囲気で終わる。 結構詳細に思い出せるのに!!(記憶違いかもだけど)肝心の小説の題名…
人気男女お笑いコンビ「ラランド」のニシダさんの小説家デビュー作『不器用で』の発売が決定しました。きっかけはなんと、カクヨム誕生祭2022 ~6th Anniversaryでの小説執筆への挑戦です。カクヨムに投稿した「アクアリウム」は高校生の繊細で不安定な心情を描き出し、「暗黒青春小説」として話題になりました。 インタビューでは執筆秘話を中心に、読書の原体験、最近夢中になっている小説など、ニシダさんの飽くなき小説愛に迫ります。「お笑い芸人なのに、しゃべるのが得意じゃない」というニシダさんにとって、小説の存在とは――? ――『不器用で』には「アクアリウム」のほか小説 野性時代に掲載した作品も合わせ…
へんしん posted with ヨメレバ 桃山鈴子/井上大成 株式会社 福音館書店 2022年04月22日頃 売り上げランキング : 楽天ブックスで探す Amazonで探す Kindleで探す ブラチスラバ世界絵本原画展という国際的な絵本原画コンクールの出展作品に選ばれた10点のうちの1つ。表紙を見てこれはちょっと読んでみたいと思い手に取った。プロフィールを見ると、作者の桃山さんは「昆虫画家」らしい。昆虫画家!おぉぉ!「わたしはイモムシ」という画集も出しているようなのでこれもぜひ見てみたい。
🐏Keep Calm and Read Murakami~村上春樹を読む🐏 Unhappy birthday to you! 村上春樹編訳『バースデイ・ストーリーズ』 ■村上春樹編訳『バースデイ・ストーリーズ』2002年・12月7日・中央公論新社。 ■翻訳・短篇小説集。 ■目次 ラッセル・バンクス「ムーア人」 デニス・ジョンソン「ダンダン」 ウィリアム・トレヴァー「ティモシーの誕生日」 ダニエル・ライオンズ「バースデイ・ケーキ」 リンダ・セクソン「皮膚のない皇帝」 ポール・セロー「ダイス・ゲーム」 デイヴィッド・フォスター・ウォレス「永遠に頭上に」 イーサン・ケイニン「慈悲の天使、怒りの天使」…
booksch.hatenablog.com 【レコード物語】06月01日号 彼女にレコードを聴いてもらおう #stablediffusion | #AIとやってみた #私の仕事 #八尾市河内山本 彼女にレコードを聴いてもらおう #stablediffusion 続けてレコードポスターversionのトライ&エラーで失礼致します。では…本日の#stablediffusionというコトで… 本日のボツ | 彼女にレコードを聴いてもらおう その1 指先にテープが、何のことかは解らず…で、ボツ 彼女にレコードを聴いてもらおう その1 本日の保留 | 彼女にレコードを聴いてもらおう その2 悪くはない…
前日書いた『ケイコ 目を澄ませて』について。どちらかというと辛口というか悪口というか、ややネガティブな感想を並べたてた。そして一番言いたかったことを書き忘れた。ある意味、この映画の一番気に入った部分でもあるのに。こういうのって、まあよくあることだ。なんとなく気に入った部分、良かったなと思った部分、そういうのをうまく言語化できないままで終わらせてしまう。 あの淡々とした女性ボクサーの日常を描いた映画の一番良かったところ。それを大昔の村上春樹の小説の中の警句のような言葉が、えらくフィットしているような気がする。その言葉は、多分私が村上春樹の小説の中の言葉で、ひょっとしたら唯一きちんと覚えている言葉…
作者のトバイアス・ウルフは、アラバマ州バーミングハム出身です。高校を中退後、軍隊に入隊してベトナム戦争に従軍し、その後、オックスフォード大学やスタンフォード大学で文学・創作を学びました。レイモンド・カーヴァーとも親交のあった短篇の名手です。 《あらすじ》 ギルバートの親友レイフは、恋人のメアリ・アンを残して父親と共に3週間のバカンスに行ってしまった。自分がいない間メアリ・アンの面倒をよろしくと、愛車の鍵を預けて。そこでギルバートがメアリ・アンを誘うと、彼女はこともなげに誘いに応じた。彼女の両親も二人の交際を快く受け入れてくれる。やがてギルバートはメアリ・アンと自分の未来を夢想し始めた。 『それ…
「夏の庭-The Friends-」 相米信二の映画を観ると、毎度「生と死」みたいなものを意識させられる。これまで観てきたこの人の監督作は、「あ、春」以外はそのどれもが少年少女を主役としていて、そのどれもがリビドーに溢れた(おもらし含め)存在として描かれている。「夏の庭」においては、小学生三人組でしかもサッカー小僧という、なんというかこう、ある種のユニバーサルなノスタルジーを喚起してやまない存在で、ともすれば序盤は「スタンドバイミー」を想起したりもするのだけれど(「死」に興味を持つ、という導入がまさに重なる)、しかしロードムービーとしての趣を強く意識させるあの映画とはまた違うのは、ひたすら発散…
ロング・グッドバイ〈CCジンジャー・エディション〉 [Blu-ray] エリオット・グールド Amazon 角川シネマ有楽町にて開催中の「ロバート・アルトマン傑作選」にて、『ロング・グッドバイ』(1973年)鑑賞。何度も見ている大好きな作品だけど、劇場鑑賞は初めて。 言わずと知れたレイモンド・チャンドラー原作の傑作ハードボイルド小説の映画化。ひねくれ者アルトマンは原作ファンが仰天する大胆な脚色を施している。本作の探偵マーロウはハードボイルドにありがちなモノローグの代わりにいつもブツブツ独り言を呟く胡散臭い中年男で、餌をねだる飼い猫にもナメられている。先行するチャンドラーの映画化作品、例えば『三…