京都市内を南北に走る通りの一つ。
北は今宮通から始まり南は十条通で終わるが、途中の塩小路通‐八条通間は京都駅によって中断されている。
現在では京都のメインストリートだが、平安京のメインストリートである朱雀大路は、現在の千本通である。
烏丸七条‐烏丸五条が国道24号、烏丸五条‐烏丸北大路が国道367号に指定されている。
「からすまる」とも読む。平安京の烏丸小路にあたる。応仁・文明の乱で四条以南は荒廃したが、豊臣秀吉の市街地改造により再開。七条以南は幕末に至るまで市街地化されなかったが、明治10(1877)年、京都駅の設置により開かれ、延伸・拡幅が繰り返され、南北のメインストリートになった。宝永5(1708)年の皇居拡張によってこの通りの東側地域に住んでいた人は荒神口‐二条通間の東京極大路の東側に移転した。
通り紹介