資本主義社会は、常に消費することを前提としています。あらゆるものが生産され、生産されたものが消費される、この循環によってこの社会は回っているということです。 ただ生産するだけでは、この社会は回っていきません。生産したものを人々が消費したいと欲望しなければなりません。そうでないと、ただ生産しっぱなしになって在庫を抱え、ゴミの山になります。 むしろ、消費する欲望の方が重要です。生産の欲望に対して消費の欲望が小さいと、生産したものが余って在庫を抱えることになります。資本主義経済では、在庫が余るようでは困るのです。常に消費が生産を上回ることが望ましいのです。 生産側としての企業も、生産する欲望が求めら…