苦悩する落語: 二十一世紀へ向けての戦略 (カッパ・ブックス) 作者:春風亭 小朝 光文社 Amazon ☆☆☆ 2000年に発刊された本。既にその時春風亭小朝さん、落語会を憂いて書かれた本。今となっては当たって部分もあれば、それとなく落語界も隆盛とまでも行かなくても続いており。上方落語の繁昌亭効果による発展により東西の交流も増えて、それなりに進化している。 中で、小朝さん、一流のアマチュアと二流のプロとの比較で、二流のプロと言うのは、商売としては十分やっていけるけれど、お客様の心を震わせることがほとんどない人。一流のアマチュアは、未熟な部分や、たくさんの穴はあるけれど、時として観客の心をわし…