神奈川新駅付近から帰途に着くため、新子安駅に向かおうとしたが、東神奈川駅の方が近いことが分かり、踏切を渡り、線路沿いを歩く。 途中、笠䅣稲荷神社があったので、一礼。 笠䅣稲荷神社は、社伝によると天慶年間(九三八~九四七)に稲荷山の中腹に創祀され、元寇に当たっては北条時宗より神宝を奉納されている。元禄二年(一六八九)に 山麓に移られて、霊験ますますあらたかとなり、社前を通行する者の笠が自然に脱げ落ちるということから笠脱稲荷大明神と称された。後に笠䅣稲荷神社と改称され、明治二年に現在地に遷座された。また、この神社に土団子を供えれば病が治るとの特殊信仰もある。お礼に粢団子を供えるという。 ※粢(しと…