経営資源の「金」は重要であるが、必要条件ではなく十分条件だ。 企業体質の強化にとって、「金」の役割は大きい。 「物」を調達するためには、「金」が必要なためだ。 この必要な「金」には固定資産や無形資産を調達するための「投資資金」と、日々の製品やサービスを作り出していくための原材料費や人件費、光熱費等の「運転資金」がある。 お金が潤沢にあれば、資産の最新化を含めてこれらの費用の調達に苦労することがなく、そういった面で企業体質の強化にはベターだ。 ただし「金」は、企業の将来性は信用力で銀行や株式、社債として外部から調達することが出来る。 なお、企業としてお金に苦労することは、非常に大切は経験になる。