【統計から読む日経の行方】反落の裏にある「調整」か「崩壊」か、2つの未来とは? 2025年7月7日──日経平均が久々に反落しました。 ニュースでは「米国の関税政策に対する警戒感」や「日本の景気動向指数が『悪化』へ転じた」といった要因が並べられていますが、果たしてこれらの材料はどれほど影響を持つのか? この記事では、過去の統計データや市場の傾向をもとに、今後の相場がどう動くかを客観的に、かつ独自の視点で読み解きます。 ◆ 今日の相場をどう捉えるか?──「悪化」判断が持つ重み まず押さえておくべきは、景気動向指数が「悪化」と判断されたこと。この評価は2009年のリーマン・ショック後や、2020年の…