昨日、五月五日は端午の節句。 夕べには、菖蒲湯につかりました。 こんな句がありました。 菖蒲湯に肩沈め居り明日如何に 汀女 1966・「風花」5月号 今年の二十四節気の立夏は、5月5日から。昨日が暦の上では夏の始まりというわけでしたが、その通りに初夏の陽気になりました。 菖蒲の葉を湯に浮かべると、菖蒲から甘いようでいて、鼻につーんとくるような香りが漂います。その香りは、自律神経を安らげるアロマセラピー効果があると聞いたことがあります。 中村汀女の句では、菖蒲湯に肩までつかってほっと一息と云いたいところですが、「明日如何(いか)に」と。そうです、明日ことが心に掛かってなにかすっきり出来ないのです…