日常の中で、私たちはさまざまな瞬間に立ち会っています。特に介護の現場では、予期せぬ出来事が突然訪れることがあります。 そんなとき、何をどうするかが問われます。人には「いざのとき」に冷静に対応できる人と、反対に一歩が踏み出せずに戸惑う人がいるものです。 介護の現場に限らず、どんな職場でも同じです。緊急事態が発生したとき、冷静に状況を見極めて必要な対応ができる人もいれば、不安や恐れにとらわれてしまい、動けなくなる人もいます。 では、その違いはどこから来るのでしょうか?何が「行動できる人」と「行動できない人」の違いを生んでいるのでしょうか? まず、私が感じるのは、経験の違いです。介護現場で働いている…