1.はじめに 〜覚書だけで契約が成立するの?〜 2.裁判で争われたケースとは? 3.裁判所の判断とその理由 4.なぜ損害賠償が発生したのか? 5.不動産オーナーが学ぶべき教訓 【まとめ】覚書でも契約成立とみなされる!? 不動産オーナーが知っておくべきリスクとは 1.はじめに 〜覚書だけで契約が成立するの?〜 「まだ正式な契約はしていないから大丈夫」と思っていませんか? 実は、契約の“前段階”ともいえる「覚書」だけで、法律上の責任が生まれることがあるのです。 不動産取引では、話がまとまりそうになると「とりあえず覚書を交わしましょう」と提案されることも珍しくありません。 しかし、その覚書の内容や取…