人は生まれながらにして億万長者である。 経済的に貧しいものは豊かである。 という言葉がある。 なぜ豊かであるのか。 それは、既に持っているものに気がつけるからである。 私達には命がある。 私達にはこの世界を視ることができる目がある。 私達には大地を歩くことができる脚がある。 私達には何かを掴むことのできる手がある。 私達には美しいメロディー、自然の声を聴くことのできる耳がある。 私達には無限の言葉を表現できる口がある。 しかし、私達はつい忘れる。 失って初めてこう思う。 もし、目が見えたらなんて幸せなのだろうか? 何も望まないからどうか目が見えるようになりますようにと。 すでにある幸福には満足…