我が家のガレージには、CB400SFという立派な自動二輪車があり、カメラバッグの中にはEOSKissという上等な一眼レフカメラが鎮座しております。 これらは本来、風を切って走り、あるいは一瞬の光景を切り取るための道具であるはずなのですが、今の私にとっては、ただそこにあるだけの「立派な置物」と化して久しいのです。 これらを自在に操るための「時間」というやつを、私は一体どこへ置き忘れてきてしまったのでしょうか。遺失物届けはどこが受け付けてくれるのでしょうか。 朝から晩まで職場という檻に閉じ込められ、自由を削り取られる毎日を過ごしていると、時折、胸の奥から止むに止まれぬ心地が込み上げてきます。 そう…