「丸の内」という日本のビジネスの中心地を社名に冠し、三菱UFJ銀行(MUFG)グループの一員として95年以上の歴史を刻んできた、株式会社丸の内よろず。その社名が示す通り、かつては担保流れ品の処分から始まり、時代と共に不動産賃貸、物品販売、そして現代的なウェルビーイングサービスまで、まさに「よろず」の事業を手掛けてきました。今回は、この歴史ある企業の第107期(2025年3月期)決算を深掘りし、総資産754億円を誇る巨人が、激変する社会の中でどのような経営戦略を描いているのか、その神髄に迫ります。 20250331_107_丸の内よろず決算 決算ハイライト(第107期) 資産合計: 75,42…