はじめに 厚生労働省 労働基準局 安全衛生部 安全課より「転倒・腰痛など行動災害防止に係る冊子」が公表されましたのでこれを紹介します。 「労災」というと、墜落、巻き込まれ、重機災害のような重大事故を思い浮かべる方が多いかもしれません。 しかし実際に発生件数が多いのは、転倒と動作の反動・無理な動作、つまり腰痛を含む行動災害です。 しかも、これらは特別に危険な作業中だけで起きるわけではありません。 オフィスの通路、倉庫の床、介護現場の移乗動作、荷物を押す・持つ・ひねる――そんな日常的で慣れた作業の中で起こります。 厚生労働省の資料では、令和6年の休業4日以上の死傷者数は135,718人、死亡者数は…