門井慶喜の『銀河鉄道の父』を読んだ。直木賞受賞作。 詩人で童話作家の宮沢賢治の誕生から死去までを、主に父の政次郎の視点で描く作品。登場人物がしっかり描かれているので、ぐいぐい引き込まれて、面白く読むことができる。実在の人物が描かれているので、どこまでが実際にあったことで、どれが著者の創作なのか気になりながら読んだよ。 銀河鉄道の父 (講談社文庫) [ 門井 慶喜 ]価格:1,012円(税込、送料無料) (2025/2/2時点) 楽天で購入 ちょっと残念だったのは、わたしが宮沢賢治についてよく知らないこと。もちろん「銀河鉄道の夜」や「注文の多い料理店」などは読んだ記憶があるのだが、どんな話か全く…