はじめに 石灰系天目釉薬ということで今回はテストの内容を紹介していきます。石灰系とはゼーゲル式において、溶剤を石灰=CaOで摂取していく系統ということです。今後、MgOを多く含むマグネサイト系、タルク系 、CaOとMgOをバランスよく含むドロマイト系といった溶剤の種類があるのでそこで実験をしていきたい。 1240°Cあたりで溶融する釉薬の一般的なゼーゲル式は 0.3 KNaO • 0.7 CaO • x Al2O3 • y SiO2 なので、0.3のアルカリで調整して実験をしていく テスト ①ゼーゲル式 0.3KNaO•0.7CaO•xAl2O3•ySiO の Al2O3とSiO2の範囲を設定…