紅葉の色彩は美しいと思うのだが、写真に撮ると見た目との乖離が激しく、どうも上手く撮れない。そんな訳で今年も撮影枚数はゼロ。過去を遡っても多くはない。そんな中から、雨天、曇天、晴天、それぞれの光の下で撮影した紅葉写真を集めて掲載してみた。 光に導かれた色たちが、静かに揺れていた。やわらかな光に包まれた葉は、そっと息づくように深みを増し空から射し込む一筋の光は、枝先の赤や黄金を目覚めさせる。 傾ぐ光は影を連れて物語を紡ぎ透けゆく光は葉脈を照らして命の鼓動を映しひらけた光はただ素直に季節の彩りを差し出してくる。 秋という時間がそっと宿る瞬間を、静かに捉えながら目の前の風景と語り合い光の気まぐれを読ん…