出典:「きちんと知りたい!自動車エンジンの基礎知識(日刊工業新聞社)」 1シリンダーあたりをカムシャフト1本で吸排気バルブを動かすのがSOHC、カムシャフト2本で1本が吸気、1本が排気バルブを動かすのがDOHCです。どちらともクランクシャフトとカムシャフトの連携はタイミングチェーンやタイミングベルトを用います(ギヤで行うものも一部ありますがレーシングエンジンなど例外的です)。 それ以外の方式もあるので説明します。それはSV(サイドバルブ)とOHV(オーバーヘッドバルブ)です。SVエンジンは吸排気バルブがシリンダーの横にありました。こうするとシリンダーヘッドに必要なのはプラグホールのみとなり非常…