書影をクリックするとbk1の紹介ページに、ISBNをクリックすると、はてなの紹介ページに飛びます。

"近代建築における話し言葉と書き言葉を探求、建築の成立に関連した言語の成立、隠喩の形成について考察するとともに、モダニズム建築批評において核心的用語を形成する18の言葉を、歴史的、批判的に解説する。"

"心のささえとなる寺院や神社への想い、貴族から庶民の暮らし、興味はさらに建築空間へ…。エッセイスト賞受賞の著者が紐解く真実とは? 語りつきない謎解きに満ちた、日本人と建築の歴史再発見。"

"世界は連鎖する「かたち」なのだ。その可能性はひとつでもなく、無限でもなく、Severalness(いくつか)である…。ウィトルウィウス、ピラネージなどの建築家たちの作品や言説を手がかりに探る、都市・建築原論。"

"住環境はだれが費用を負担するのか−。「持続可能な街づくり」にむけ、これからもなお必要とされる街直しの理論および実践を、長きにわたる調査と、今日までの住環境整備の豊富な事例を類型化する論考により解いていく。"

  • オンライン書店ビーケーワン:十津川水害と北海道移住 『十津川水害と北海道移住(シリーズ日本の歴史災害)「明治22年吉野郡水災誌」は語る』蒲田文雄/小林芳正著、古今書院、2006.1、ISBN:4772240616

"吉野郡水彩誌での記述を基にして、豪雨と山地斜面の崩壊という自然現象のすさまじさや被災者とこれらを取り巻く人々の行動、および北海道移住に至る過程を描くとともに、災害に関連する最近の研究成果や防災にも言及する。"

"平泉藤原氏の栄華の跡をとどめ、源義経が終焉を迎え、松尾芭蕉奥の細道の旅で杖をひいた地、平泉。陸奥国の成立から平泉藤原氏までの道を探り、平泉藤原氏とは何であったかを考える。最新の考古学的な発掘調査の成果も収載。"

"柳田国男「山の人生」の誤読傾向に対して、その執筆意図や民俗学としての展開の可能性を説く「新考・山の人生」、戦争をテーマに幅広く論じた「遅刻してきた神風」、自己の半生を綴った「私の歩んだ道−自学のすすめ」を収録。"

  • オンライン書店ビーケーワン:民族文化の環境デザイン 『民族文化の環境デザイン アフリカ,ティカール王制社会の環境論的研究』下休場千秋著、古今書院、2005.12、ISBN:4772214747

"ティカールの民族文化に着目、集落や住居、王宮などの特質を分析してそれらの示す空間のコスモロジーを明示するとともに、近年における王国文化の変容を分析、望ましい環境デザインを方向性について考察する。"

"素朴でエネルギッシュなアジアの景色に西洋の洗練が見え隠れするベトナムハノイホーチミンベトナムの街や食、器の魅力、基本情報などを紹介。行ったつもりで「ベトナム仮想生活」。データ:2005年11月現在。"

"1922年、日本で最初に刊行されたファーブル昆虫記の翻訳者は、アナーキスト大杉栄!。大杉翻訳時には不可能だった昆虫名の和訳を補い、現代科学の視点から解説を加えて、幻の名訳がよみがえる。"

"現代の科学を方向づけたアインシュタインの5篇の論文を発表順に追い、アインシュタインが1905年に行ったことはいかなることであり、どのようにして成し遂げられたのかを、その内容に即してまとめる。"

  • オンライン書店ビーケーワン:「塩」の世界史 『「塩」の世界史 歴史を動かした、小さな粒』マーク・カーランスキー著、山本光伸訳、扶桑社、2005.12、ISBN:459405076X

"ローマ帝国では塩は民主制・人民の権利の象徴となった。インド独立運動は塩をめぐる争いから始まった。塩が、人間の文化・社会・政治・宗教・経済・戦争・食生活をいかに変えたかを、エピソード満載で描くノンフィクション。"

"日朝国交促進国民協会が2003年11月より10回にわたり開催した連続研究会「検証日朝関係」での報告をもとに、その記録をまとめた一冊。「日本共産党北朝鮮」「帰国運動とは何だったのか」「平壌訪問者たち」等を収録。"

"戦後社会福祉の原点であるアメリカの対日福祉政策、SCAPIN775、生活保護法、保護請求権の成立過程を膨大な一次資料を発掘して描き出した歴史研究。"

  • オンライン書店ビーケーワン:自由こそ治療だ 『自由こそ治療だ イタリア精神病院解体のレポート』ジル・シュミット著、半田文穂訳、社会評論社、2005.12、ISBN:4784501819

"地域との結びつきを強める中で、精神医療改革を社会改革の一環とする−。60年代イタリアに登場し、精神医療関係者にショックを与え、そして過去のものとして忘れ去られようとしている、反精神医学の試みのレポート。"

  • オンライン書店ビーケーワン:仏像彫刻の技法 『仏像彫刻の技法』松久宗琳著、松久朋琳監修、日貿出版社、2005.12、ISBN:4817050543

"仏教彫刻の技法の極致ともいうべき「千手観音」「弁財天」の彫り方を主軸として、用具、下絵の描き方、木取り、彫りの工程、接合、仕上げ、彩色など写真で詳しく説明。"

  • オンライン書店ビーケーワン:中世王権と即位灌頂 『中世王権と即位灌頂 聖教のなかの歴史叙述』松本郁代著、森話社、2005.12、ISBN:4916087607

"江戸時代末期まで天皇が即位儀礼の場で行っていた密教修法である「即位灌頂」。その史的全体像をとらえるとともに、寺院に伝来した「即位法」史料の読解から、「中世王権」をめぐる仏教的世界観を構想する。"

"「真の彫刻は、関係を破壊する実践からしか生まれないだろう」 オブジェの世紀のただなかで彫刻をみつめつづけた批評家の四半世紀にわたる彫刻論集成。"

  • オンライン書店ビーケーワン:近代日本の身装文化 『近代日本の身装文化 「身体と装い」の文化変容』高橋晴子著、三元社、2005.12、ISBN:4883031713

"明治維新以降、近代化の過程で「身装」はいかなる変容を経て、また、どのように認識されてきたのか。現代に残る膨大な絵画、写真などにみる画像データ、新聞、雑誌、小説といった文献データを、仔細に分析する。"

"「デザイナーが造った本」という言葉をキーワードに、装丁、ブックデザインに立ち向かった日本のグラフィックデザイナー31人のブックデザインを、約60点のカラー図版とともに紹介する。"

"稀代の映画通、芸能通の直木賞作家が遺した幻の映画エッセイ。色川武大が語ると、チャップリンが立ちあがり、アステアが踊りだす! 『週刊大衆』連載をまとめた既刊「色川武大の御家庭映画館」を改訂・改題のうえ復刻。"

  • オンライン書店ビーケーワン:うそ日記 『うそ日記 57人のブロガーによる初のアンソロジー』新海岳人編著、アメーバブックス編、アメーバブックス、2005.12、ISBN:4344990196

"人気ブログ『うそ日記』から誕生のアンソロジー。「うそ」をテーマに投稿された、57人のブロガーによるほんわか、しんみち、心地よく、でもピリリと刺激的なショートストーリーが満載の一冊。"

"こんにちは、こんにちは世界のみなさん。ようこそおこしくださいました。なんとかりっぱにできあがりました。4年に1度、世界中の愛すべきバカが日本に集結! バカの祭典「愛・バカ博」の公式ガイド、ついに解禁。"

"長年の国際ジャーナリスト経験をもとに、実践的な文章技法を探りつつ、現代社会の深層に迫る。また、ルポやエッセーから記事・論文・書評・本の書き方まで、様々な文章の構造を解析し、新しい表現思想の地平を浮上させる。"

"「トム・ソーヤーの冒険」「ハックルベリィ・フィンの冒険」の作者マーク・トウェインは、旅を生活の基盤とした「さすらいの作家」であった。人生のターニングポイントになった「外国旅行記」を中心にその実像に迫る評伝。"

  • オンライン書店ビーケーワン:Podcasting Hacks 『Podcasting Hacks 構成、録音、発信の必須テクニック』Jack D.Herrington著、クイープ訳、オライリー・ジャパン、2005.12、ISBN:4873112664

"次世代のラジオと言われるPodcastを使った情報発信に必要な情報すべてを解説。ニュース、音楽、技術解説など、番組タイプ別の構成と、クリーンな音声ファイルを作るツール、テクニックを紹介。"

"データベースの必要性や基本用語、設計方法、SQL、システムの仕組みなど、マンガの物語を読みながら、データベースの基礎知識を学ぶことができる一冊。各章の物語の後に、情報処理技術者試験対策にも役立つ練習問題を用意。"

"買い物、ホスト、整形、そしてついにデリヘルへ。それは無目的な狂態か、はたまた確信犯的挑戦か。彼女の向かう先には、いったい何があるのか?! 『野性時代』『婦人公論』に掲載したものを改題し、加筆・修正して単行本化。"

"マスコミの裏切り、ヤクザの中国人狩り、警察による摘発の嵐、縄張りを狙う新たな影…。絶体絶命の危機を「案内人」はどう生き延びるのか。歌舞伎町最前線を克明に描く衝撃のノンフィクション・第2弾。"

  • オンライン書店ビーケーワン:空からやってきた 『空からやってきた』一月銀太著、佐伯光美画、蝶夢舎、2005.12、ISBN:4434070681

"北風がぼくの町にやってきた。どの家も窓がぴしゃりと閉じられて、通りには人っ子ひとりいなかった。ぼくはたいくつな町をぬけ出し、森をめざし歩いていたんだ。突然、どこからともなく1枚のビニール袋がぼくの前に現れた。"

  • オンライン書店ビーケーワン:しろいみち 『しろいみち』丸岡慎一作、BL出版、2005.12、ISBN:4776401452

"しろいみち、かどをまがって、むこうがわへ。しらないまちも、おそれずすすめ…。「白」を基調の色彩として存在感を表現し、他の彩色をも美しく見せるモダンな構成で、子どもの楽しい空想の世界を遊び心いっぱいに描いた絵本。"

"冬季オリンピックの華・フィギュアスケートの国内外のスケーター全237選手の最新データを収録した選手名鑑。オリンピック名場面集&トリノ五輪スケジュール、日本&世界のフィギュアスケート事情も紹介!"

仕事、法律、お金、自己啓発

書影をクリックするとbk1の紹介ページに、ISBNをクリックすると、はてなの紹介ページに飛びます。

"「自分のことばで憲法前文を書いてみよう」という呼びかけに応じて書かれた、子供たちの「憲法前文」を紹介するシリーズ。彼らは一体、どんな社会を望んでいるのか? 香山リカ大塚英志がその気持ちを読みとる。"

"「リアルに稼ぐ」ことをコンセプトにして、相場に挑んだ男の「足跡」を完全収録。現金収入のないニートだからこそ発見できた、株価下落リスクを極限まで引き下げるための投資哲学。webに掲載されたブログを抄録したもの。"

  • オンライン書店ビーケーワン:親孝行のお値段! 『親孝行のお値段!(孝行息子シリーズ)高齢の親と出かける旅マニュアル』親孝行を真剣に考える会編、ロコモーションパブリッシング、2006.1、ISBN:4862120318

"これからは「行ける旅」から「行きたい旅」に。高齢であったり、体が不自由であったりする親と出かける旅のプランの立て方から移動手段、宿泊施設の値段まで全部わかる。車いすの旅の体験記も収録、役立つ情報が満載の一冊。"

"世界でいちばん住みやすい街のひとつケロウナ。1999年に訪れたワインセラーで人生は変わり始めた…。日本を脱出し、カナダで起業。人生の幸せを掴んだ著者による、人生のライフワークバランスを考えるヒント集。"

"文部科学省認定や民間通信教育などを幅広いジャンルにわたって収録。人気の資格・検定試験にも対応し、講座内容、受講期間、添削回数、受講料、開講時期などの最新のデータを収録。教育訓練給付金講座も収載。"

"退職理由はどう書くのがいいか、志望動機で自分を売り込む書き方、本人希望欄にはなにを書くか、など記入事例を豊富に掲載し、年齢・キャリア別に応募書類の作成ポイントを解説する。英文履歴書や添え状の書き方も収録。"

"採用実務を担当する実務担当者向けに、東京海上日動火災保険、AIU保険など、数多くの事例を盛り込みながら、採用選考システムの設計方法からコンピテンシー面接の進め方までを詳細に解説する。"

"ここ数年の会計・制度・運用の変化により高まった年金運用のリスク管理について、著者の経験とノウハウをもとに、リスク管理の考え方から実践的なストラクチャーの構築まで総合的に解説する。"

"平成17年に社会保険労務士法が一部改正された。この改正を正しく理解するためにあらゆる角度から検証するとともに、Q&A方式によりわかりやすく解説する。"

"健康的な従業員のストレスを軽減して更に業務処理能力を高めようとする積極的なストレス対策のノウハウを、豊富な臨床事例と調査から得られたエビデンスによって、分かりやすく紹介する。"

  • オンライン書店ビーケーワン:業種別業界情報 2006年版 『業種別業界情報 2006年版』中小企業動向調査会/アルタイ社編著、経営情報出版社、2006.1、ISBN:4874282199

"業種別に中小企業を中心とした企業活動の情報を収集し、詳細に分析した結果をまとめる。商・工・サービス業350業種のしくみと、最新動向が一目でわかる一冊。巻末に中小企業関連団体・機関一覧を掲載。"

  • オンライン書店ビーケーワン:ビジネスデータ集計・分析大事典 『ビジネスデータ集計・分析大事典 仕事力を10倍UPする!』鮫島光貴/寺田裕司著、シーアンドアール研究所、2006.1、ISBN:4903111121

"会社の中で日々発生する数字情報(売上・仕入・在庫・経費など)を分析すると、将来に発生する問題点、実際の姿、トレンド、取るべき解決策が見えてくる。Excelを使ったビジネスデータの集計、分析方法を解説。"

"組織、業績、給料、買収…。部下のやる気を活かす上司、いますか? 今まで気付かなかったお金と仕事の哲学とは。M&Aにかかわる3つのタイプの経営者たちが繰り広げる攻防戦を描く、M&Aまるわかり物語。"

"一連の企業買収騒動で表出したルールとビジネス界との軋轢を明らかにし、「買収ルール」を巡る企業と司法の議論を解説。"

"シリコンバレーで創業、資金調達、経営・雇用に奮闘しながらも涙の売却…。そして、マネジメントコーチとして「すごい会議」を体得するまでのジェットコースター的半生を赤裸々に綴る。"

"大規模開発ができない中小ビルが密集する市街地に対する再開発の手法は、小オフィスにビルを転換するコンバージョンが有効である。神田・秋葉原地域、大阪船場地域の官民共同の地域再生の手法を紹介。"

"技術経営(MOT)を学ぶ上での基礎科目に関するシリーズ。第4弾は、営利を目的とする企業と非営利の組織である大学の連携協力「産学連携」について、期待と問題点を的確に分析し、ケーススタディを収録。"

"教員に求められる資質能力とは。諸外国における人事評価研究の現状と成果、わが国における教員人事評価の今日的特徴と課題、実際の運用に関わる新たな特質を提示。現代社会に期待される教師像を探る。"

"経営の発展と経営学説の変遷を体系的に理解するための理論的枠組みを通して、現代の企業経営を豊かに展望する本格テキスト。組織構造・組織行動・戦略・革新という、現代の企業経営の理解に不可欠な重要なテーマを取り上げる。"

"中国内資企業と外資企業のそれぞれの企業所得税を項目別比較、中国の企業会計制度を詳解、会計と企業所得税の調整に関する実務を網羅、会計・税務の法規を収録。日本企業に必要な実務知識を総合解説。"

"日本のみならずペルー、キューバアメリカ、ベトナム、タイなどそれぞれの地域農業と個別の農業経営を直視し、その実態と問題点の解明、そして環境に優しく、健康的でかつ経済的に自立できる農業発展の方向を探求する。"

"大人向けの「地球白書2005−06」を小学生の高学年から読めるようにアレンジ。「だれもが安心して、希望をいだいて暮らしていける世界を、どうしたらつくれるか」をテーマに、わかりやすく現在の環境問題を説明する。"

"マクロ経済学の「基礎」を解説。中級レベル以上と思われることは切り捨て、古典派モデルとケインズ・モデルの核心部分だけを取り出し、懇切丁寧に説明する。1990年代半ば以降のマクロ経済の変化の説明を付け加えた第2版。"

"会議に明け暮れ、稟議書は増えつづけるのに何も変わらない現状をどう克服すればよいのか? 企業人ならだれもが抱く疑問に明快な答えを出し、「知識と行動のギャップ」を解消する手立てを豊富な事例とともに提示する。"

"ビジネスとビジネスパーソンとの関係を1つのモデルとして、「いかにしたら時間を有効に使うことができるか」を追求。濃い時間の使い方、ダンドリ上手になる技術のヒントが、見つかります。"

変わったこと、変わらないこと

図書館の「F1グランプリ特集」の予約をする人が増えてしまって(多分定期購読者が5人くらいいる)、まだ11月号も読んでいない。

ところで、以前から、「F1グランプリ特集」を読むにあたって、技術系の解説には全く歯が立たず、悔しい思いをしていた。「自分で車を運転する人なら、このくらいわかるんだろうな」と思っていたけれど、免許を取得してみても事態が全く変わっていないことに気づく。教習所では「車をどう動かすか」を教えるのであって、「車がどういう仕組みで動いているのか」についてはほとんど教えないのだ。「車が走る」だけでも十分楽しいけど、いつまでも車がブラックボックスのままなのはさびしいなあ。やっぱりせめてマニュアル取ろうかしら。

昔読んだ何かの小説か漫画で、女性の刑事だかなんだかがキットカーを運転していることがわかって、「お、やるな」と主人公が思うというシーンがあった。いつも何もわからないまま、「なんとかって感じ」で生きている私としては、「何かをきちんとわかっている」ということに憧れるのだった。

ふとした折に、「車がないこと」を前提にした思考をしていることに気づかされる。例えば旅行。これまで鉄道とバスを足にするしかなかったので、1日に数本しかバスが出ないような場所に行くためにはかなりの下調べが必要だった。でもこれからは、自分の好きな「はじっこ」に気の向くまま出かけられるんだな。10月、鈴鹿に行ったときにあきらめた美杉村にも、今ならもうバスの時間を気にせず行けるんだと思うとちょっとした感慨を覚える。3ヶ月後に免許を取っていようとは想像だにしていなかった。

住まいについても、「駅から歩ける」ことがこれまで必須だったけれど、今後は「駅からめちゃめちゃ遠くて家賃は安い車庫付きの家」という選択も可能だ。そういえば、来年はおうちの更新の年だなあ。仕事の状況によっては本気で考える必要があるかも。

もう一つ、これは仕事がらみのこと。「いざとなったら肉体労働」という選択肢を持っていないことに、昔から漠然とした不安があった。「土方」「風俗」「水商売」「レジ打ち」、どれもできない。「つぶしのきく頭脳」を持っていない人間として、「運転」はなんとか行けるのではないか。今後全く適性がなかったということがわかれば別だが、3年たったら二種免許を取ろう。

40年かけて培ってきた無意識の前提を崩すのは、ちょっと時間がかかる。でも楽しい。

貯金箱

ひじょーに珍しいことだが、お掃除モードに入りつつある。私は棒グラフが好きなので、部屋のあちこちに散見されるお財布に入っていない硬貨がいくらになるか数えようと思う。ビバンダム君の貯金箱の埃を払ったところだ。

見仏記 (角川文庫)』に登場するお寺

いとうさんの好きな仏は西大寺文殊菩薩。みうらさんのは浄瑠璃寺の吉祥天。

女王様、お帰りなさいまし。

フィギュアスケート全日本選手権ショートプログラムの段階でこんなに見応えがあるなんて凄すぎ。試合前から「負けるもんか」のオーラが飛び交っていてわくわくでした。ここぞというときは、やっぱりお姉さま方が強い。修羅場をくぐってきた人の強さにはほれぼれする。

荒川静香の堂々たる滑りを久しぶりに見られて嬉しー。彼女の、小手先の目新しさに頼らない正統な演技が、本当に好きだ。相変わらずコスチュームと音楽のセンスも一番。

「皆様に私の演技を」な感じがいつも少し鼻につく村主章枝も、今日の演技は素晴らしかった。血のにじむような努力の前に何を言えよう。荒川と村主、どちらかいなかったら日本の女子フィギュアは寂しいだろう。

ファニーフェイスが憎めない恩田美栄、オリンピック行けるといいねえ。いつも思うんだけど、彼女にもう少しぴったり来る選曲や衣装がありそうなのになあ。

浅田真央ちゃん、他人事な感じが悪くなかった(笑)。浅田舞を見たのは初めてだけど、なんだ、3回転くらい軽くこなすのね。おっとりと優雅なすべりは悪くない。衣装もきれいだった。

中野友加里嬢、きちっとした滑りは好感が持てる。しかし、あのプログラムであの衣装だったら、メイクと髪型はもっと凝ってほしかったな。実生活も堅実そう。でもそれが少し物足りない。

安藤美姫、ちょっとは危機感が戻ってきたかなあ。上品でないところ、あだっぽいところ、そういうところはそのままに、強い選手になってほしい。