文法構造が安易になっている事と,国際語やlingua franca として人気を博すこととは何の関連性もない。後者は話者数の多さと影響力の大きさによる。 かつては文化語(langue culturelle, Kultursprache, cultured language) という,専門用語や文学などその言語で何でも表現出来るよく耕された言葉を指す表現があったが,今は言わないようだ。今「文化語」というと北朝鮮の標準語を指すのみになっているようだ。 前者で言えばスウェーデン語,ノルウェー語,デンマーク語,アフリカーンス語は格変化もないし、名詞の性も極めて簡便になっており,更に動詞も屈折変化がない…