[英] cant カントとは、鉄道線路の曲線部において、外側の "レール" を内側の "レール" より高くしてある高さのこと。 鉄道車両がカーブを曲がるときに遠心力によって、車体が外へ飛び出そうとするのを防止するために設けられている。
NゲージではKATOが世界初の道床付きカントレールを発売した。TOMIXも対抗してか発売の予定である。 HOファインゲージではModelsIMONが道床付きカントレールを発売している。
→イマヌエル・カント
哲学者のカントは規則正しい人だった。夏も冬も毎朝4時55分に起きる。講義などを終えると、きっちり午後3時半には散歩へ出かける。同じ道のりを歩くので、街の人はカントを見て時計の針を正した、という逸話があるほどだ ▼きのうは生誕300年。難解な著作のうち『永遠平和のために』(中山元訳)だけは読み通した。書かれているのは悲観的な人間像だ。「戦争はあたかも人間の本性に接ぎ木されたかのようである」。放っておけば戦争になる。だから止める手立てを、と説く ▼駆け足で言えば、その手立てとは、国民が主権をもつ国々による連合だというのがカントの答えだろう。戦争を選んで兵士として戦うのか、巨額の費用を負うのか。当事…
スコット・ハーショヴィッツ著『父が息子に語る壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書』 概要 哲学とは全ての知識の根底にある考え方である。けれど、長い歴史の中でもこれほど軽んじらている学問もないだろう。しかし、哲学を理解すれば、この世の見え方が180度変わること間違いなし。本書では著者の二人の息子、レックスとハンクとともに権利や復讐、また神様は実在するのか、というところまで踏み込んだ議論が展開されている。 ― ― ― 哲学というと、ソクラテスの語った「無知の知」が有名だが、他にもプラトン、アリストテレス、老子など数多くの偉人の業績が今でも伝えられています。 しかし、彼らの言葉や行動、人生ついては謎である…
永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 (光文社古典新訳文庫) 作者:カント 光文社 Amazon カントは「悪」と向き合い、「道徳法則」(moralisches Gesetz)とどう関連付けたのか。この問いについて考察するため、『世界市民という視点からみた普遍史の理念』(以下『普遍史』と略記)の中に登場する「非社交的社交性」(ungesellige Geselligkeit)という、カント独自の概念を検討している。 【前回の記事】 chine-mori.hatenablog.jp 『普遍史』の中でカントは「社交的」な人間観を描きながら、一方で人間には正反対の傾向があることもカントは認めている…
いやぁ困ったです。2年前ぐらいから、冬になると悪化する感覚過敏が今年は例年以上に酷い。元々ある、発達性協調運動障害も加わり、すぐ物を落とすし、指先が思うように動かないことも増えるし、なんせ服が重くて(実際は軽いのに重く感じる)動きずらいし不快で1日中イライラしている始末。 紙をめくるのでさえ困難で、ストレスが半端ないので今日は指さっくを買ってきた。 これはもうジョブス方式でいくしかない。 感覚過敏がひどい人は冬場でもランニングに短パンなど、体を覆う繊維が少ないものを選ぶ人たちがいるが、私も今はそれと同じぐらいに悪化してしまっていて、このクソ寒い古民家でそんな行いをしたら間違いなく低体温症になっ…
youtu.be カントが没頭し トルストイが惑溺した ジャンジャックルソー。 ゲーテにさえ影響を与えた彼の 告白と教育の文学的哲学的思索は人類普遍の至宝です ルソーの言葉で有名なのは 「自然に帰れ」 ですね なんとなく大自然の中で暮らそう 都会から離れて という雰囲気を感じるのですが実は違います こういうとわかりやすいです 「社会人と自然人」 社会人とは私たちがよく使うニュアンスのままです 社会人1年生 社会人として恥ずかしくないように。 ルソーの時代のフランスでも社会人という概念はあったようで ルソーはエミール冒頭で 社会人になるための教育ばかりなされることに憤りを感じているようなのです …
永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編 (光文社古典新訳文庫) 作者:カント 光文社 Amazon 認識論にしろ道徳哲学にしろ『三批判書』の中で、カントは一貫して「理性的存在者」(vernüftiges Wessen)の視点から自らの批判哲学を展開する。 一方で『単なる理性の限界内の宗教』では、人間の心情の邪悪さは「選択意志」(Willkür)の「性癖」(Hang)であるとして、カントは「人間は生来悪」(Kant,1793,32)であると明示する。 すなわち、カントは人間に「悪への自由の可能性」(藤田,2004,144)を認める。 いかにしてカントはわれわれの「悪」と向き合い、「道徳法則」(m…
カントの『純粋理性批判』を通読したのはコロナ前の2019年頃だった。読み通すのにだいたい一年ぐらいかかった記憶がある。 若い頃にはカントには興味がわかなかった。 というより、ポストモダン的なものによって乗り越えられた古色蒼然たる近代思想の権化、というようなステロタイプなイメージがあったので、とても積極的に読もうという気持ちにはなれなかったのだ。 ところが、年を経るにつれ、だんだんと「もしかすると、この人はけっこう重要なことを言っているのでは?」と思い当たる節がしばしば出てきたため、とりあえず一回ぐらいは原典を通読してみようという気になった。 ところで様々な翻訳バージョンがある古典的定番の場合、…
ついにカント先生を倒しました。 ええ、記憶が正しければ去年の年末に三批判を訳し終えて一作ずつ出版したはずです。 ですが、何が時間をかかったのか分かりませんが、ほぼ毎日作業したにもかかわらず、今日(2023年10月12日)ようやく三批判を合体させた「現代語訳 カント三大批判」を発売できました。 何がつらかったと言えば、まず難解なこと。ドイツ語、お前自体は問題じゃ無い。カントが悪いんだ、カントが。 カントが何を言っているのか分からない。文法的に訳しても意味が分からない。 そんなの続きで意味が理解できるように翻訳して何年目だ?2020年4月には純粋理性批判の翻訳ファイルが作成されています。 あと、A…
火曜日、 めちゃくちゃ腑に落ちた話。 あるタイミングから、自分と親との関係が親子関係というよりも、まるで友人関係のように思えてきた、という経験はないだろうか? 逆もまた然りで、あるタイミングから、自分の子供との関係が、親子関係というよりも友人関係のように思えてきたことはないだろうか。 僕はまだ親になった経験がないけれど、自分の親をそんな風に思い始めたタイミングが確かにある。 そのタイミングとは、主に親側の変化によって起きるものなのだ、と今日の荒木マスターのvoicyを聞いて理解した。 voicy.jp 『友情とは、愛と尊敬によって成り立つ』このカントの考えを、戸谷さんの書籍を通じてリスナーに届…
★この記事を読むと、イマヌエル・カントが1781年に発表した哲学の中心的な作品『純粋理性批判』が読みたくなります。 ★詳細はこちら→『純粋理性批判 - Wikipedia』 ★詳細はこちら→『イマヌエル・カント - Wikipedia』 (function(b,c,f,g,a,d,e){b.MoshimoAffiliateObject=a;b[a]=b[a]||function(){arguments.currentScript=c.currentScript||c.scripts[c.scripts.length-2];(b[a].q=b[a].q||[]).push(arguments)}…
真理と価値 価値がその本質に組み込まれているような性質を「規範的性質」と呼ぶ。ここでの問題は、真理が規範的かどうか、つまり真理が或る種のよさとその本質に含むかどうかである。これを肯定的に論じるものを取り上げてみよう。『そもそも真であるというのは正しいということであり、正しいとは規範的なものなのだから、真であるも規範的だろう』がそれである。ただ、真であると正しいが同じかどうかはわからない。もちろん真であるときには正しいというのであるが、「皿の右にフォークがある」ときに「正しい位置にある」というからといって二つが同じ意味にはならない。前者は単にフォークの位置を記述し、後者はなんらかの一群のルールを…
出会いと思い出 愛することは理解すること 理解することは愛すること 認める心 信じる心 支える心 育てよう 健全育成 愛のスコール ようこそ完全愛情物語へ 安寧愛情物語より 愉快愛情物語と共に 貫く愛心愛情物語 愛好愛情物語を込めて 寄り添う愛嬌愛情物語 ときめく恋愛愛情物語 励まし合う愛 崇高な童心愛情物語 満ちる愛想愛情物語 愛の塊=自然笑顔=笑顔満開 夢体系 水産学磨きをする=農芸化学磨きをする=生命科学磨きをする=児童学磨きをする 経済学磨きをする=音楽磨きをする=商学磨きをする=幼稚園課程磨きをする 教育学磨きをする=地理学磨きをする=国際関係学磨きをする=小学校課程磨きをする 業界…
飲み会で「概念実在論についてどう思うか」と言われたが、答えに窮してしまった。答えられた方がええのは分かるけど。SoT、読んだ方がいい? ピピン先生は「実在」とは言わないだろうなあ。あのひとはカントなので。あくまで超越論的主体にこだわると思う。個人的にしっくり来るのは認識論かな。やっぱり。あくまで認識のシステムをごちゃごちゃいじってる感じ。 なんかやっぱり、わたしは理由の哲学をきっちり詰めた方がよさそう。あとヴィトゲンシュタイン??? A Spirit of Trust: A Reading of Hegel’s Phenomenology (English Edition) 作者:Brando…
カント『判断力批判』の第23節から29節までの崇高の分析論を中心に、美と崇高、理性と悟性と構想力と判断力について論じたリオタール晩年の講義録。『純粋理性批判』『実践理性批判』との関係性に目を配りながら、それぞれの批判書のアンチノミー(二律背反)、とりわけ第三批判の趣味のアンチノミー(議論不可能/議論可能)について考察し、思考の根源性と終わりのなさについて説いている。カントの著作とともにゆっくり読まれることを期待しているような書物。複数回読むことで理解がより進んでいくと期待できる。 www.h-up.com 【目次】第1章 美感的反省第2章 崇高と趣味の比較第3章 崇高のカテゴリー的検証第4章 …
【新卒1年目の振り返り】 レベルが低いかもしれないのですが、まずは無事に1年間やりきれたことを褒めたいです。 インターンの経験はありましたが、フルタイムでの仕事を初めてだったので不安でした。 入社してすぐの研修では他職種の営業の人たちとの研修が特に辛かったですが、その後のエンジニア研修やチーム開発は非常に楽しかったです。 研修が終わってからは、大きなリリースを控えたプロジェクトに配属されました。 組織としてもバタバタしておりプロダクト・文化のキャッチアップに苦労しましたが、チームの先輩や一緒に配属になった同期に助けてもらいながらやってこれました。 そんな1年間だったのですが病気・怪我なく過ごせ…
『汚れた顔の天使』での菩薩道の實践ー+『惑星ソラリス』に於ける「海」の解釈ー さて自分は「現實」とはニンゲンの「意識世界」のことであるとさう考える。 そも「意識世界」とは「唯脳的」な世界であり其れ即ち所謂「認識論」に於ける世界観のこととなる。 大乗佛法などにもまた「唯識 - Wikipedia」なる世界解釈の方法論が有るが其れなどと似て居るのやもしれぬ。 でもって其の「認識世界」が「本能的錯誤」により齎されて居り要するに現存在は「眞實ー實相ーとしての認識をして居ない」との捉え方でありつまりは其れが御釈迦様の認識にほぼ重なるものとなる。 またかの哲學者カントは所謂「理性」による認識世界のむしろ不…
東京大学の入学式にて、卒業生でもある米田あゆ氏の祝辞を挙げる。 ジョブズの「コネクティング ザ ドッツ」を体感 そこで私の頭をよぎったのは、スティーブ・ジョブズの「コネクティング ザ ドッツ」というフレーズでした。 直訳すると「点と点を繋ぐ」という意味ですが、大学でカリグラフィを学んだ彼の経験が、後にMacの美しいフォントデザインに役立ったという実体験に基づいて話されたものです。 一見、関連がなさそうに見える色々な経験は、後に思いもよらぬところで繋がり、あなたならではの新たな価値を生み出すきっかけとなると言いたかったのでしょう。 私にとっては、ヨット部での経験というドットが、宇宙飛行士選抜試験…
●代表作●「シネマ1 運動イメージ」より402本 ※必読!注意事項・映画リスト ・101本目・201本目・301本目・401本目 ・本46冊 ・「②」の「シネマ2 時間イメージ」へ あ 「」より ●代表作 著書「千のプラトー」、 「アンチ・オイディプス」等 哲学者として活躍したジル・ドゥルーズが語った映画。 ●「シネマ1 運動イメージ」より402本 ※必読!注意事項 1983年出版。 今リストは日本で2008年に刊行された日本語版の巻末50音順索引に基づきます。 ()内は別題、現在の邦題、原題訳 等の補足情報。 海外の有志がリスト化しているものは英語、「シネマ」1&2に登場する作品を合わせたも…
5chアニメ速 721カブルーの悲しい過去がダイジェストで…5chアニメ速 861>>721裂ける空から覗く目と掴む腕端折られた?5chアニメ速 916>>861原作しらんけどなんか背景にちらっとそんなのがあったようなif(typeof(adingoFluct)!="undefined") adingoFluct.showAd('1000194985'); window.gnshbrequest.cmd.push(function() { window.gnshbrequest.applyPassback("1536626", "[data-cptid='1536626']"); });5ch…
イポリットとピピンを並行して読むと、両者がかなり似ていることに気がつく。すなわち、統覚の承認論的拡張というピピンのラインと、私のディスクールにおけるロゴスの顕現というイポリットのラインとが、ということだ。ピピンはカントから出発して広がり、イポリットは語り得ぬものから出発して広がる。 どうだろう?イポリットにおける詩は、おそらく語る私の目から見たものだが、ピピンにおける芸術は?これは面白いかもしれない。 ただイポリットはあまりカントについては述べない。むしろ語りにおけるハイデガー的実存のことを言う。これはピピンと違い、ピピン以上に楽しいところ。ただ言語への特権が生じる。イメージについてはピピンに…
天理の法則の上に、何かが有るのか? 車椅子の天才宇宙論学者のホーキング博士が亡く成って久しい。宇宙論は大宇宙の開闢や終焉を、数式で研究する奇妙な学問。今や、宇宙創成の3分間が詳しく研究されて居る。されど、其の3分前に何が有ったのかが判ら無い。インフレーション理論では、日本の学者も貢献した居る。仏教には輪廻転生の思想が有る。膨張と収縮を永遠に繰り返す思想でも有る。されど、其れでも、最初は必用。今や宇宙論も、百花繚乱の時代、高性能な天体望遠鏡を搭載した人工衛星が打ち上げられた。地上では、地震や、大気の揺らぎの影響が出る。大宇宙の年齢は、138億年、130億光年の彼方に、巨大な銀河が映って居る。宇宙…
(リベラルアーツが役にたつかを考えます) 1)前提条件 大学や学校で、教科(専門分野)を議論する時には、次の2つの前提があります。 (C1) 教科は(互いに独立していて)独自の価値を持つ (C2)(教科は互いに独立と等価ですが)教科の内容は、互いに干渉することはない。 バイドゥ株式会社は、「将来役に立たないと思う教科TOP10」を集計していますが、上記の2条件は、前提とされていると思います。 「将来役に立たないと思う教科TOP10」で、公開されている集計は、10位までで、11位以下は公開資料にはのっていません。 意外なことに、トップ10には数学は入っていません。 << 引用文献 【Simeji…
柄谷行人「憲法の無意識」(岩波新書)を読んだ。200頁足らずの新書だが内容充実、日本人なら誰でも読むべき本の一つだと思った。なぜなら、日本国憲法について重要なことがたくさん述べられているからだ。この本が出たのは2016年だが、今読んでも実に新鮮だ。 日本国憲法は、戦後一貫して保守勢力が廃棄したいと望んできた。特に、第9条の非戦項目が邪魔で仕方がなかった。それで、この憲法は占領軍に押しつけられたものだから自主憲法を作ろうとか、非戦・平和主義などは夢物語の「お花畑」に過ぎないなどと嘲笑して貶めようとしてきた。どうにかして、昔のように軍隊を持ちたいと考える勢力が常に一定数いたからだ。今も、国会で絶対…
部落差別はまず角岡伸彦「被差別部落の青春」(講談社文庫)を取り掛かりにした。つぎに、本書で歴史を学ぶ。組坂繁之は部落解放同盟の重鎮、高山文彦は作家で水平社運動を担った松本治一郎の評伝「水平記」を書いた。高山が質問し組坂が答える形で対論となる。 日本の部落差別の起源をこの小著からまとめるのはおこがましいのでやらないが、気の付いたトピックがいくつか。・鎌倉の新興仏教は世の「悪」(ここでは家畜の屠殺(とさつ)や狩猟従事者、死体処理を行うもの。不浄や穢れにかかわるものの謂い)の人たちを救う教えを説いた。さらに進んで悪人正機を唱えるものもでる(「悪」にかかわるひとこそが救われる)。これが庶民や被差別者に…
客観性 《真である》という性質は、誰がなんと考えていようと持つものなのか、そうではないのかという問いは「客観性」というテーマに括られている。真なのか偽なのかわからない主張(特に、原理的に知り得ないようなもの)でさえも真や偽でありうるのだろうか。さらに言い換えれば、真ではあるが知り得ない主張は存在するのだろうか。 実在論:それが誰かに信じられていること、あるいは誰かがそれを知る可能性にすら真理が依存していないような主張というものが存在する 実在論はつまり「誰がどう考えていようが世界はあるがままにある」という常識的な立場を擁護する。真である主張は真であるがゆえにそう知られるのであり、知られ得るから…