気の利いた化け物は引っ込む時分(きのきいたばけものはひっこむじぶん)意味化け物は歓迎されないが、それでも心得ている化け物だったら退け時を知っているものだということで、ある地位に居座って引退しそうにない人について言う悪口。帰ってほしいのに長居をしている人についても陰で使う。 出自はわかりませんけど江戸っ子が使いそうな切れ味ですね。私は江戸っ子で、こういうのに打たれて育ったから「ぶぶ漬けでもどうどす?」なんて婉曲的に言われちゃったら喜んでご馳走になるでしょう。 幸い、家に居座る知り合いは居ませんが立ち話から解放してくれない人はたまに居て、いちばん強烈だったのはカメラの量販店で働いていたときの同僚、…