1週間に2日しか休みがないとは、ちょっと少なすぎる。掃除洗濯買い物で丸一日つぶれるのに。あと1日だけでは何もできない。 と、ぶつぶつ言いながら洗濯が終わったら図書館へ。外はいい天気で暖かい。 スタバのデザインが桜になっていた。なんかうれしい。ラテも春の味に思えてくる。 連城三紀彦の「悲体」を読む。とちゅうにエッセイが挿入された実験的小説。悲体とは他人の苦しみを自分のことのように苦しむ観音菩薩の姿というような意味だが、自身の出生について深く悩める主人公の気持ちに寄り添うようなエッセイがあることによって、作品の重量を少しだけ軽くして、読者の道案内をしているように感じた。しかし連城先生の文体は心象表…