「パラダイン夫人の恋」(原題:The Paradine Case、1947、日本公開は1953年2月)を見る。「白い恐怖」「汚名」に続くアルフレッド・ヒッチコック監督のアメリカ時代のサスペンススリラー作品。製作はデヴィッド・O・セルズニック。同じ裁判劇「情婦」と比べても面白い。主演は「白い恐怖」のグレゴリー・ペックと本作が米映画初出演となるアリダ・ヴァリ(オープニングロールやアメリカのポスターでは「ヴァリ」と紹介)で、共演はチャールズ・ロートン、エセル・バリモア、レオ・G・キャロル、ルイ・ジュールダン、アン・トッドなど。 原題は「The Paradine Case」。直訳の「パラダイン夫人事件…