詩「休息」の日付は大正11年(1922)5月14日となっている。この日は日曜日である。賢治はこの日,恋人とどこかへ出かけたようである。本ブログでは何処へ出かけたのか推測してみたい。 詩の全文は以下のようなものである。 そのきらびやかな空間の/上部にはきんぽうげが咲き/(上等の butter-cup(バツタカツプ)ですが/牛酪(バター)よりは硫黄と蜜とです)/下にはつめくさや芹がある/ぶりき細工のとんぼが飛び/雨はぱちぱち鳴つてゐる/(よしきりはなく なく/それにぐみの木だつてあるのだ)/からだを草に投げだせば/雲には白いとこも黒いとこもあつて/みんなぎらぎら湧いてゐる/帽子をとつて投げつければ…