北海道北斗市は、北海道渡島総合振興局管内にある市。
北海道南部の渡島半島に位置し、南東部は平野、西部は山岳、南部で函館湾に面している。また、函館市、上磯郡木古内町、檜山郡厚沢部町、亀田郡七飯町、茅部郡森町に隣接している。
2006年2月1日に上磯郡上磯町と亀田郡大野町が新設合併し発足し、道内35番目の市として設立された。なお、市庁舎は旧上磯町役場に置かれた。
面積は397.30km²、人口は48,025人*1。
北海道新幹線の新函館北斗駅は函館本線渡島大野駅がある場所に作られる。新駅名で函館市と長く醜い争いをした*2ので、PR不足が懸念されている。
市名は、合併協議会で一般公募し、1,308点の応募の中から合併新市名選考小員会での検討の結果6点まで選考し、この結果をもとに合併協議会委員25人の投票により決定した。応募者からは「北の空(大地)」にさんぜんと光り輝く星(街)(北斗星)。他の市町村の範となると同時に、個性を失わず独自の輝きをもつ街づくり」との思いが含まれており、「北斗とは小さな星がかたまりあって一つの核をなすともいわれており、上磯町と大野町の輝かしい二つの星が一つの北斗をつくり上げ、これから立派なまちづくりを進めていこう」という願いが込められている。ただ、読み方では山梨県北杜市と同一であり、しかも全国区名の函館市の名を出さなければ位置がイメージしにくく、PRに苦労しているのが実態である。
対馬暖流の影響を受けるため、道内としては比較的降雪量が少なく、暮らしやすい地域とされる。ただ函館に比べて内陸部は冷え込む。
1900年7月1日、北海道一級町村制施行により、上磯郡上磯村、中野村、清川村、谷好村、富川村が合併し、上磯郡上磯村となる。
1900年7月1日、北海道一級町村制施行により、亀田郡大野村、本郷村、市渡村、文月村、千代田村、一本木村が合併し、亀田郡大野村となる。
1918年1月1日、上磯村が町制施行し上磯町となる。
1955年4月1日、上磯町が上磯郡茂別村を編入する。
1957年1月1日、大野村が町制施行し大野町となる。
2006年2月1日、上磯町、大野町が合併し北斗市となる。
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