★★★★☆ あらすじ 太平洋戦争末期、敗戦を受け入れ玉音放送を行うまでの日本政府中枢の24時間が描かれる。157分。 感想 終戦間際、日本の中枢で起きていたことが描かれていく。しかし、それまで勝手にやりたい放題やって来たくせに、いざ敗戦を受け入れるかどうかの決断を迫られると何も出来ず、天皇に泣きついてしまう政府要人たちの無責任ぶりには呆れてしまった。 そしてご聖断が下された時には泣き崩れる者がいたのも腹立たしい。「よくぞ苦渋の決断をしてくださった」と感涙したということなのかもしれないが、いやいやそれは本来お前らがするべき仕事だから、と苛立ってしまった。肝心な時に責任のある決断が出来ず、ただ泣く…