こんにちは。きのひです。 「恋し撫子」 篠 綾子 著 を読みました。 2016年1月18日 第一刷発行 おいちは露寒軒(ろかんけん)のところで歌札の清書をしています。 露寒軒の歌占はよくあたると評判だが本人の文字は悪筆で読みにくい。 美しい文字のおいちは歌札の清書だけでなく「代筆屋」を始めてみることにしました。 依頼を多くの人にしてもらうようにするにはどうすればよいのか。 出入りの紙屋である美雪は紙にこだわってみることをすすめます。 「新しい薄様(うすよう)の見本帖ができたのでお持ちしました」 見本帖には紅、紫、青、緑、山吹色・・種々の色がとりどりにそろっていた。 さらにそれぞれの色が濃いのか…