家族の絆

「今までは、子供たちが私に感謝するのが当たり前だと思っていたし、感謝の気持ちがない子供たちにイライラすることも多かったんです。でも今は、私のほうが子供たちに感謝する気持ちが湧いてきたんですよ」 そう語るのは、４人の子供を育て上げたシングルマザーのMさん。 かつては、子供たちがほとんど家に寄りつかないことが悩みの種でした。 「みんな成人して家を出て、市内に住んでいるけど、顔を見せに来ることなんてほとんどなかったんです。 『もっと交流したいのに、私のことが怖いのかな？』って寂しく思っていました」 そんなMさんに、「毎日感謝の言葉をノートに３つ書いてみたら？」と提案しました。 半信半疑ながらも、Mさ…

「出会いの奇跡」@文香 前書き この物語「出会いの奇跡」は、人生の様々な局面で支え合うことの大切さを描いた作品です。奈々子、美樹、亜美、沙織の四人は、それぞれ異なる背景を持ちながらも、お互いの理解と支えによって成長し、友情や愛情を育んでいきます。 本作品は、作者文香が書きましたが、市民活動団体「輝虹会スターレインボー」との共同プロジェクトとして、ネット犯罪の注意喚起も同時に行っています。作者文香もこの取り組みに賛同し、本文と前書き、あとがきに注意事項を記載しました。 読者の皆様には、以下の点に注意していただきたいと思います。 個人情報を安易に公開しない。 信頼できる人とだけやり取りする。 怪し…

鈴木悦夫さんの”幸せな家族 そしてその頃はやった唄”は、幸せそうな家族がある歌詞に沿って次々と起こる不幸を、その家族の1人”ぼく”という少年の視点で淡々と語られている、ジュヴナイルミステリー作品です。 犯人は早い段階で気づいてしまうのですが、書籍の中の挿絵や”ぼく”の淡々と語られる口調がとても不気味で展開が気になり、一気に読み進めてしまいました。 また、単なるミステリー作品を超えて”家族の絆”についても考えさせられる作品でもありました。

中二の女子の旅 @文香 前書き この物語は、自己愛を否定されて悩む中学二年生の少女が家出をするところから始まります。彼女の名前は亮子。家出を通じて彼女は新しい世界を知り、成長していきます。その過程で、彼女の両親も自己愛について学び直し、自身の成長とともに娘への理解を深めていきます。 亮子は新たな仲間との出会いを通じて、自分自身を見つめ直し、自己愛の大切さを学びます。そして、物語は彼女の結婚と、同性の後輩との絆を描きながら、愛と理解がどのように人々を成長させるかを示していきます。 この物語を通じて、自己愛の重要性と、それを受け入れることの大切さを読者に伝えたいと思います。亮子の成長と彼女を取り巻…

主人公: 鈴木ほのか（ほのか）：普通の高校生で、レズビアンである 友達: 高橋綾香（あやか）：ほのかの親友 夏美: たかしと同じマンションに住む女の子。 たかし: 夏美と同じマンションに住む男の子 ひとみ: 高校生で、最近いちごのシールを貼り始めた。好きな女の子とカップルになり、神様の前で儀式を行った。彼女の恋人は大学生の女性で、名前はえりか。えりかはひとみの名前を連呼しながら、自宅の寝室で思いにふける。 舞台設定: 学校: 普通の高校で、校内にはシールを貼る習慣が広がっている。 小学校: 小学生たちが通う学校で、シールの文化が浸透している。 秘密の場所: 学校の裏にある廃墟のような建物。シー…

こんにちは、なっちです！ 🌸 実家暮らしで大家族の中、人とのつながりの大切さを日々感じている私。今回読んだ本で、その思いがさらに深まりました 💭 心の傷を癒すということ (角川ソフィア文庫) 作者:安 克昌 KADOKAWA Amazon 本との出会い 最近、子どもたちの心の変化に敏感になっている私。パート先の看護師さんが「心のケアについて、とても勉強になる本よ」と教えてくれました 📚 本の基本情報 - タイトル：心の傷を癒すということ- 著者：安克昌先生- 出版：角川ソフィア文庫- 第18回サントリー学芸賞受賞 🏆 心に残った内容 阪神・淡路大震災で被災しながらも、人々の心のケアに奔走された…