JR東日本の路線(幹線)。大宮−高麗川間、30.6km。1940年7月開業、1985年に電化された。
川越線と一口に言っても、現在大宮−高麗川間全線を直通運転する列車はなく、川越を境に寸断されている。
川越から東側では大宮から埼京線へ、西側では高麗川から八高線電化区間(八王子・立川方面)への直通が行われている。
そのため川越以東の川越線も「埼京線」と呼ばれることが多い。
線籍上「東線」「西線」という区別はないが、運用が分離している為便宜上そう呼ぶ場合がある。
埼京線の一部として認知されている事が多い重要な通勤路線。
埼京線の車両基地が存在する関係から、埼京線と直通した一体ダイヤが組まれている。
ただし、遅延を原因として大宮折り返しの分離運転の憂き目に遭うことが少なくない。
埼京線自体湘南新宿ラインとの線路共用などがあり、一見無関係のトラブルが波及する可能性も高い。
トラブル対策のための川越東線の複線化延伸など、今後の施設強化改善が望まれる。
運行車両は基本的に埼京線用205系及びE233系(10両編成)。りんかい線の70-000形(10両編成)も乗り入れる。
西側は一転、ローカル線とも呼べる様相を呈する。
非電化時代は八高線と共通のキハ30系列気動車が主力で運行されていて、1985年の電化後は車輌運用が分離。
1996年3月に、八高南線がとの車輌共通運用と直通が復活。
現在、高麗川を境に川越西線八高南線と分離しているが、一体した路線として見られる場合もある。
比較的数のある直通列車と共に、利用者の流動も多い。
運行車両は基本的に、八高南線共用の205系・209系の半自動ドア装備バリエーション車輌。