小学校の時、クラスに一人か二人くらい、手芸が上手な子(ほぼ女の子)がいただろう。手編みのマフラーとか、座布団をくるむものを編んで学校に持って来ていた子。 私は、そういう子には、 「○○ちゃん、(手芸)(編み物が)上手だね」 とほめていた。しかし、クラスの他の女の子たちは、 「○○ちゃん、器用だー」「ほんと、器用」とほめたので、私はどうしても腑に落ちなかった。なんで誰も「上手だね」と言わないのか、理解できなかった。 「器用」と、手芸などの才能があることは、別の話ではないか。別というと語弊があるかもしれないので、次元が違う、と言うべきか。 子供が編むレベルのものならば、特別「器用」でなくとも、母親…