ブランコは日本では公園に有る遊具だが、他国では宗教的行事に使われる祭祀用具。 ぶらんこの前後運動は、「こちら」と「あちら」を行き来する動きに見立てられ、多くの文化でこれは、生と死、人間界と霊界、現世と来世、といった“境界”をまたぐイメージと結びつけられている。 とくに祖霊信仰のある地域では、「揺れる=霊を招く・送る」動きとして理解される事もあり、東アジアでは、ぶらんこは単なる遊び以上に「季節の儀礼」と関係してきた。たとえば中国の清明節、韓国でも端午節にブランコ遊びが盛んに行われ、これは、春の到来を祝い、生命力の回復を象徴している。 (ブランコの、高く揺れることで“運気や魂を上に引き上げる”とい…