6-3.5S 5Sとは「整理」、「整頓」、「清掃」、「清潔」、「躾(しつけ)」という5つの活動の総称でローマ字の頭文字からきています。単なる職場をきれいにする活動ではなく、その真の意味合いは「目で見る管理」の基本となる考え方です。 以下、それぞれを詳しくみていきましょう。 ■整理 5Sにおける整理とは、必要なものと不要なものを区別して、不要なものを捨てることです。ここでいう不要なものとは、在庫や道具、書類といった物理的なものだけではなく、データや情報など、目に見えないものも含まれます。不要なものがなくなることで、必要なものを探す際に効率が良くなります。また、無駄がなくなることで、生産性の向上や…