この週末は千葉市の自宅で過ごしています。今日は水戸市から千葉市に帰る途中、池袋の新文芸坐に寄って「イントレランス」を見てきました。私にとって「イントレランス」は、淀川長治氏が大絶賛していた印象がとても強いです。今回、新文芸坐で澤登翠氏と片岡一郎氏による活弁付きで上映されると知り、絶対に見逃せない!と思って見てきました。感想は、「この時代にこんな壮大で見応えのある映画が作られたのか!」という驚きでした。この映画は1916年に製作されました。1916年は大正5年、日本は明治が終わってそれほど経っていません。有名なサイレント映画、例えばチャップリンの「キッド」でも1921年です。文化や芸術という面で…