社会人になってからずっとサラリーマン暮らしである。昭和の歌詞にあるように「気楽な稼業」だったと思う。毎日同じことの繰り返しだが、出社すれば自分の居場所はあるし、仕事もある。卒なくこなせば文句もなく、月末には給料が振り込まれる。 雇う側の経営者は大変である。仕事のビジネスモデルを作り、社員を雇い、儲けを出さなければ社員に給料を払えない。投資するために銀行に頭を下げなければならない。社員が安心して働ける環境も作らなければ辞められてしまう。 経営者というだけに、いつもお金のことを気にしていなければならない。売り上げはどうか、利益は出たか、と確認している間に、為替相場や株式相場など外部環境のの変化で価…