茶会

週末には東京も雪予報の北風がきつい朝、初稽古に集う。 和室が現在使えないため、前回の炉開き以来、置炉の登場となる。 「めでたくかしく」貫名 菘翁 花は 育てている紅梅と水仙を 「古銅写 花入」大野 芳光 へ。 「宝尽し蒔絵 ぶりぶり 香合」箕輪 一幸 水指 薄器 茶杓 風炉先 「砂金袋」裏千家 鵬雲斎 箱書 村田 陶苑〈造） 「竹 茶杓」朝倉 文夫 「高台寺蒔絵 黒大棗」 三代 前端 春斎 高台寺蒔絵 黒大棗 「女桑縁 菱利休梅風炉先屏風」蓬春堂 風炉先が華やかな新春の道具立ちをひきたててくれる。 「無垢 桐 置炉」 炉の湿し灰を山型に。 「竹地紋 肩衝 釜」 この釜の湯気は良い具合にまわり、…

茶道は単なるお茶を飲む文化的行事を超え、人々を結びつけ、精神性を育むコミュニティを形成します。 このブログ記事では、茶道を楽しむための方法やコミュニティに参加する方法について詳しく探ります。 茶の湯への参加：茶会や茶会体験の機会と参加方法 茶の湯への参加は、日本の伝統的な文化に直接触れる貴重な機会です。 多くの地域では、初心者から経験者までを対象とした茶会が定期的に開催されており、それに参加することで、実際の儀式を体験することができます。 参加方法としては、地元の文化センターや日本庭園、そして専門の茶室が主催するイベントに注目すると良いでしょう。 これらの茶会は通常、事前予約を通じて誰でも参加…

宮中茶会におよばれしたのでいそいそと皇居まで行ってきました。文化勲章受賞者を招いた茶会は５年ぶりだそうです。 天皇皇后両陛下、秋篠宮ご夫妻、佳子さま、愛子さまも初めて同席されました。小室哲哉と小室圭もいたような気がしますが、もしかしたら私の気の迷いかもしれません。とにかく、宮中で茶会におよばれするのは５年ぶりとあってちょっと緊張してしまいました。 もちろん、私は正装であるモーニングを着用、総理大臣に習ってベルトを巻いて出席致しました。腹が出ていたかもしれませんが日本の総理大臣が腹を出していたのですから、それが正装でありましょう。陛下も特に気にされることもなく、にこやかに茶会は始まりました。 出…

茶道は日本の伝統芸術であり、その実践には特定の技術と手順が必要です。 このブログ記事では、茶道の基本的なテクニックや流れ、使用される道具の意味と正しい使い方、そして茶会でのマナーや礼儀について詳しく解説します。 点前の流れ：茶の湯の手順 茶道の中心となる「点前」とは、茶を点てる一連の手順を指します。 このプロセスは、室礼（茶室に入る準備）、釜炊き（お湯を沸かす準備）、茶筅でお茶を点てるまでの一連の動作に分けられます。 点前は、茶をいれる技術だけでなく、その場の雰囲気を作り出すための動作や所作も含まれており、静寂の中で行われるため、集中力と心の落ち着きが求められます。 茶の道具と使い方：茶碗や茶…

９月８日、桑名市の桑名宗社にて松尾流お家元による献茶が執り行われ、そのお手伝いをさせていただきました。 爽やかな青空、心地よい陽気でしたが、献茶の始まる午前１０時が近付くにつれて暑さが増していきます。 境内は「令和の大改修」の工事中、バリアフリー化して皆が安全にお参りできるようにしたいとのことです。 献茶終了後は眺憩楼にて呈茶席が設けられました。 部屋の中央に宝刀「村正」が展示された部屋にて一服をいただきました。 床には「一声雁」の一行が掛かっていました。 雁は秋になるとやってきて、春になると去って行く渡り鳥です。 雁の到来は秋の到来、その鳴き声が秋を感じさせてくれます。 お菓子は「花乃舎」製…

９月５日、高校の文化祭にて、茶華道部の企画としてお茶会を開催しました。 畳の部屋ではありますが、床の間はありません。 でも、ちょうど良い高さのカーテンレールがあるので、そこに軸を掛けました。 「誠」 嘘偽りのない心。 そんな心でお茶一服を差し上げたいものです。 お菓子は北方町にある「恵比須屋」製です。 重用を迎える時期なので、菊をかたどったお菓子です。 このお茶会に向けて、部活ではお茶会形式のお稽古を何度かやりました。 その成果は十分に発揮され、部員達も一席の流れを把握して臨むことができました。 また来年に向けてお稽古に励みたいと思います。

梅雨明け前というのにで暑さにこたえる日々が続く中、 半年の穢れを落とし、残り半年の無病息災を願う行事、夏越の祓の茶会を開いた。 狭い店内のギャラリーで 寄り付きには 渡辺 公観「江上雨中」の短冊を。 日本画家。森川曾文に師事。日本自由画壇同人。 昭和十七年歿六十五歳滋賀県大津生 大祓人形（おおはらえひとがた）を店で育てている芒で作って飾る。 花は 沙羅双樹 清らかな白さが目に心地良い。 寄り付き 茶籠あれこれ 組み合わせて選んで楽しみながらお茶を頂く。 茶籠のお点前 主菓子は「水無月」今木屋製 店主誕生日前日とあって、「千歳鮓」森八 製を用意してくれたありがたさ。 茅の輪くぐり唱詩 「水無月の…