持統八年(694)−和銅三年(710)の日本の首都。 条坊制を布いた日本初の本格的都城。
ライトノベル作家兼歴史考証家。 名前は「ふじわらたかし」と読む。
1967年、神奈川県横浜市出身。 専修大学文学部卒業。 1989年、民俗学の専門出版社に入社。 1993年、ファンタジーロマン大賞を受賞。 1999年から2002年まで専修大学講師。
龍王の淡海(うみ) (集英社スーパーファンタジー文庫) 狼たちの黄昏 (集英社スーパーファンタジー文庫) 狼たちの郷愁 (集英社スーパーファンタジー文庫) 狼たちの傷心 (集英社スーパーファンタジー文庫) フロリカ―時の鎖 (集英社スーパーファンタジー文庫) 邪眼 (集英社スーパーファンタジー文庫) 呪願 (集英社スーパーファンタジー文庫) 兇刃 (集英社スーパーファンタジー文庫) 骨喰島 (集英社スーパーファンタジー文庫) 霊視 (集英社スーパーファンタジー文庫) 聖王の柩 (集英社スーパーファンタジー文庫) 陰陽師は式神を使わない (集英社スーパーダッシュ文庫)
時代劇のウソ?ホント?―大人の新常識 (リイド文庫)
今でこそ日本は一つの国家である事が常識になっていますが、いつから日本はワンチームとして意識されるようになったのでしょうか。 そのきっかけは飛鳥時代に大和政権が海外勢力と衝突した事を機に、海外の大きな力に対抗するために一致団結しなければならないと危機感を抱いた事件があったからではないでしょうか。 その出来事こそが「白村江の戦い」です。
2連泊した九度山の道の駅を出発し、この日は奈良市に住む友人宅を訪問します。彼は社会人になりたてで韓国駐在した時のルームメイトで、45年以上前からの付き合いになります。ただ、当時勤務していた会社をどちらも30歳前後で退職し、全く別の道に進んでからは永らく音信不通だったのですが、ある時突然マイクロソフトのHotmailで彼から連絡が来て、そこから交流が復活しました。彼は次の会社でも長く海外勤務をしていて、駐在を終えて帰国したタイミングで、ネット上で私の何かの情報を見つけ、もしやと思って連絡をくれたもののようです。30年振り位で再会したのは神楽坂の料理屋で、その時私は生まれて初めて「くさやの干物」な…
日曜日の朝 三連休の中日だが、昼過ぎから明日にかけて雨になるとの予報が出ている。気温も低く、肌寒い。 朝はいつも通り近所の散歩コースを歩く。6時過ぎに家を出たが、夜明けがだんだん遅くなってきているのを感じる。稲刈りが終わった田んぼが昨日よりも増えていた。刈り跡が残る田はもの寂しさを感じさせる。 刈り跡の残る田んぼ 貯水池にはカルガモの小さな群れが泳いでいた。その横のマルバアサガオはさらに勢いを増して咲いている。 勢いよく咲くマルバアサガオ 貯水池の横の草むらに、青と赤の小さな花が咲いている。青はツユクサ、赤はチェリーセージだろう。 草むらの小さな花 藤原京のコスモス 今、旬の花といえばコスモス…
一年ぶりの #藤原京 で見ごろの #秋桜(#コスモス)を見学。#大和三山 に守護された霊的配置に基づいて定められた、わずか十六年間の都。 目次 大和三山 藤原京のコスモス畑 本文 大和三山 去年はかなり遅い花畑でしたが、今年はちょうど見ごろ。 www.zero-position.com 東南の天香具山(あめのかぐやま)を背景に、花びらを透して見る朝の光が美しいですね。 天香久山(あまのかぐやま)藤原京 かたや西南の畝傍山(うねびやま)の花々は、光を吸収して濃い色合いを映し出しています。 畝傍山(うねびやま)藤原京 北の耳成山(みみなしやま)の花たちは朝の光に賑やかに輝いて見えます。 耳成山(み…
一挙に肌寒い朝に 日曜日の朝、散歩に出かけると、数日前までの空気の肌触りから一転して、涼しいを通り越して半袖では肌寒いくらいになっていた。ネットで調べると、今朝の奈良の最低気温は17℃台。これは寒いはずだ。奈良は盆地なので気温が下がり出したら一挙に寒くなる。 今日の朝の散歩は、普段通る道の一本向こうの道を歩いた、月に1回くらいこの道を歩く。畑の横に色とりどりの花が固まって咲いている、3種類ほどあるようだ。 色とりどりの花 農家の家の前にタマネギがぶら下げられている。いつ通ってもタマネギが下がっているような気がするのだが、実際はそんなことはないのだろう。 タマネギ 貯水池の横の縁にハクセキレイが…
本日は奈良へ所用で来たので、ランチ後に藤原京へと向かいます。玄米で健康的なランチを。 まずは藤原宮跡資料室へと来ました。 こちら何と無料で入れます。しかも案内の人も付いてくれての解説までしていただきました! 所せましと色んな出土物が並んでいます。 こういうのを見ながら昔を想像するのってロマンがあるな~ 日本で本格的な碁盤の目が導入された都市はここが初めてです。 大極殿の紹介 藤原京の全景が見れる模型も近くにあるらしいので後で行くことに。 貴族の屋敷すげー! 藤原京や平城京も大きいのだが、こうやって見るとやはり唐の長安城は別格やな・・・ 家のサイズもこう見ると面白い四分の一サイズでも現代の住宅サ…
朝は晴天 朝から初夏らしい晴天になった。夜明けが早い季節なので、6時前に外を歩いても青空が広がっているのがうれしい。朝の散歩は街中から城跡の方へ。青空にはどんな景物も合う気がする。下の写真はNTTの電波塔。 NTTの電波塔 城跡はすっかり緑一色。ヒラドツツジが完全に終わりサツキツツジが少し咲いているくらいだ。城跡の堀に蓮の葉が浮かんでいる。あとひと月もすれば、花が咲きかけるだろうか。 城跡の堀 城跡を過ぎたところにある公園も緑一色。冬から春にかけて山茶花、椿、ツツジと赤い色があったが、もう夏景色になっている。 夏景色 おふさ観音バラ祭り おふさ観音で、今ちょうど春のバラ祭りをやっているというの…
2022/11/09 朝6時ころ起きる 最近早起きですね ブログを書いたり、今日行く場所を調べる 8時になり朝食の時間に 部屋まで持ってきてくれます 納豆でパワーがつきました 今日は奈良県を南下していきます 桜井市立埋蔵文化センターへ 入場料300円を払って入館 この展示場一つの小さめな施設です 早速埋葬された人骨がお出迎え 18歳から25歳の女性の骨だそうです 主に古墳時代のものが展示されています 銅鐸がこんな感じで出土したそうです 銅鐸をなぜ埋めるのかはまだ解明されていないようです 盾をもった埴輪、めっちゃ笑っています かわいい この埴輪は初めてみました 藤原京が近かったので見学にまずは …
ワクチン接種の日 今日は4回目の新型コロナワクチン接種の日だ。午後4時からなのだが、3回目の時翌日に熱が出たので、明日は家でゆっくりということになりそうだ。4連休だったので、昨日の金曜日にちょっと遠出する心づもりだったのだが、1日中雨で当てが外れてしまった。 朝からいつも通り散歩。少し早めに6時前から外に出ると、日の出が遅くなってきたのが分かる。東の空の雲間に日が見えるので、今日はなんとか晴れそうだ。 東の空、雲間に薄日が 空気も完全に秋の早朝の空気になっている。田畑の中の道を少し遠くまで歩く。サギが夏場より明らかに多くなっている気がする。道のすぐ横の貯水池にダイサギが立っていた。 ダイサギ …
訓読 >>> やすみしし 我(わ)が大君(おほきみ) 高(たか)照らす 日の皇子(みこ) あらたへの 藤原が上(うへ)に 食(を)す国を 見(め)したまはむと みあらかは 高知らさむと 神(かむ)ながら 思ほすなへに 天地(あめつち)も 依りてあれこそ 石走(いはばし)る 近江(あふみ)の国の 衣手(ころもで)の 田上山(たなかみやま)の 真木(まき)さく 檜(ひ)のつまでを もののふの 八十宇治川(やそうぢがは)に 玉藻なす 浮かべ流せれ そを取ると 騒(さわ)く御民(みたみ)も 家忘れ 身もたな知らず 鴨(かも)じもの 水に浮き居(ゐ)て 我(わ)が作る 日の御門(みかど)に 知らぬ国 よ…
本日は2024年4月14日。やってきましたは近鉄吉野線、南大阪線、橿原線の接結点の橿原神宮駅。 何処かで見たことのある日付かもって?そう、ここを歩いた後の連戦でやってきました。先週が28kmで、先ほどのコースが12kmでしたので、少し足したいなーと。 という訳で大和三山を回遊することにしたのですが、これ自体は一度行っておりまして、 ただ、その時はログを残すなどということはしていなかったので、改めてログを取りに来ました。そしてついでにここでも桜の気配が無いかなーと。お、ラッキー。 何だか鳥居が新しいように見えたのですが、なるほど2019年に改修していましたか。 ここにある紀元2684年、ナンノコ…
飛鳥時代の出来事を年表にまとめた。 飛鳥時代 は 日本の歴史の時代区分の一つである。 前は 古墳時代 後は 奈良時代 関連記事 飛鳥時代の概要 飛鳥時代の外交 飛鳥時代の文化 飛鳥時代の出来事 528年 (継体天皇22年) (528年) 糟屋屯倉 設置 531年 (継体天皇25年) 安閑天皇 即位 535年 (安閑天皇2年) 屯倉 全国に多数設置 536年 (安閑天皇2年) 宣化天皇 538年 (宣化天皇3年) 仏教公伝 539年 (宣化天皇4年) 欽明天皇 即位 572年 (敏達天皇元年) 敏達天皇 即位 578年 (敏達天皇7年) 金剛組 創業 585年(敏達天皇14年) 用明天皇 即位 …
『薬師寺』は奈良時代から残る寺院!三重塔は日本でも指折りの古さ! 奈良西ノ京エリアにある世界遺産『薬師寺』の参拝レポートです。白鳳期に見られた伽藍がほぼ完全再現!往時の壮大な姿を取り戻しています。 筆者紹介 こちらは本業の傍ら全国47都道府県を旅して年間平均40泊!旅行プランナー/ブロガー「旅人サイファ」が執筆運営しております。 旅人サイファ実績 ・スキルマーケット「ココナラ」にて旅行お出かけカテゴリ売上実績No1 ・グルメサイト「ニッポンごはん旅」公認ライター ・スマートニュース/Yahoo!ニュースほかメディア掲載実績多数 ・「にほんブログ村」国内旅行カテゴリPVランキング1位を記録 こち…
奈良時代の出来事を年表にまとめた。 奈良時代 は 日本の歴史の時代区分の一つである。 前は 飛鳥時代 後は 平安時代 関連記事 参考 奈良時代の概要 奈良時代の文化 奈良時代の小区分 奈良時代の出来事 前史 701年 (大宝元年) 大宝律令 制定 707年 (慶雲4年) 元明天皇 即位 708年 (和銅元年) 和同開珎 鋳造 708年 (和銅元年) 私鋳銭禁止令 奈良時代 前期 710年 (和銅3年) 平城京 遷都 711年 (和銅4年) 蓄銭叙位令 712年 (和銅5年) 古事記 完成 712年 (和銅5年) 出羽国 設置 713年 (和銅6年) 大隅国 設置 713年 (和銅6年) 風土記…
誰もが若い時に戻りたい (1-36) ( b81)杯が踊る。 そのむかしむかし、A子さんとB君がいました。 2人は農夫でした。 そうです、津川主一さん作詩、シュウマン作曲の 楽しい農夫です。 いやあー、杯がひっくり返り踊りそうだ。 驚きの夫婦もいたもんだ。 捨てる神入れば拾う神もいる 月とスッポン、猫に小判、つみとばつ このお二人高卒の2年後結婚していた お互いの長所を見つけるのは 至難の業でもない様だ 皆がくすくす笑いをこらえる。 そんなお膳の並ぶここは宴会たけなわ。 久し振りに会う高校の同級生会には 酒もビールも 焼酎もどぶろくもつられていい味になる。 オイラも君も生きて再会して良かった。…
今日はよく晴れ,気候も申し分のない一日でした. 夕方,片瀬東浜海岸へ. もう5時も回っていたのに,浜では膝まで海に入る人を含めて,まだ数多くの人が,春の海を楽しんでいました. 「写真撮って良いですか?」とお父さんに聞くと心よく「どうぞ」といってくれた親子連れの方. 夢中で穴を掘る子供たちのかわいらしかったこと. 今日は,多くの方が穴を掘ったり砂を積んだりしたくなる日だったようで--- この親子連れの方に続く浜辺には,穴や砂山が沢山ありました. しばらく歩いて, 弁天橋の入口から丹沢富士を眺める角度でアイフォンを向けると,正面の太陽でよく分かりませんが,うっすら富士山も影も. 太陽が沈んでからも…
犬との旅行プランナー🐶です。 犬と一緒に旅に行くときのお手伝いをします。 奈良県橿原市在住で、普段、SNSで奈良県内明日香村、橿原市、桜井市、高取町などの愛犬と行ける史跡などを紹介しています。 今回は、令和6年4月5日(金)2時頃に奈良県橿原市にある桜の名所、耳成山の桜🌸の風景を紹介します🐶。 耳成山の麓の耳成山公園に咲く桜が公園内の古池に耳成山とともに映る風景は今だけです🐶。 また、耳成山を見た後、車で10分程度の場所にある藤原宮跡の桜🌸と菜の花畑もおすすめです。 この記事は2分以内で読むことができます。 なお、耳成山周辺での犬のマナーは必須です! 1 おすすめ 今しか見れない古池に映る逆さ…
4月5日(金)、有休を取って桜を撮りに行きました 天気予報では土日より金曜日のほうが天気がいいとされていましたが結果的には日曜日が一番天気が良かった、しかし土日は人がここぞとばかり桜を見に来そうなのでこれで良かったと思っています コースは藤原京跡、曽我川沿い、と買い物に行きたい場所が近くにある高田川沿い、です まず藤原京跡、ここは菜の花とのコラボが見られるので毎年訪れている場所 菜の花はピークを過ぎていましたがそれより青空が欲しかったところ 次に歩いて曽我川へ 途中に出逢った綺麗な色合いの桜 曽我川沿いへ到着、ここは人が少なくネットでも穴場と紹介されています、ネットに載ったら穴場感は減りますが…
さてさて、今まさに桜が満開の時期ですな。あっちの桜にこっちの桜と・・・桜が散るまでにどれほど絶景スポット巡りができるか。毎日毎日忙しいというわけです。 で、関西のあちらこちらで気象庁から桜が満開との発表がある週末。そうなると当然、沢山の人が出かけるわけで、あっちの道、こっちの道と大渋滞。いや~どこに行くにも表通りは渋滞だらけで裏道を駆使しつつ今日もお花見バイクツーリング。 広大な菜の花と桜のツーショットが撮れる藤原京跡の菜の花畑へ 明日香村の石舞台古墳へ 明日香村ののどかな情景 広大な菜の花と桜のツーショットが撮れる藤原京跡の菜の花畑へ さてさて、やってきたのは奈良県橿原市にある藤原京跡。藤原…
・ ・ ・ 関連ブログを6つ立ち上げる。プロフィールに情報。 ・ ・ {東山道・美濃国・百姓の次男・栗山正博}・ 明治維新とは、日本を神武天皇の時代に戻す事であった。 慶応3年12月9日(1868 年1月3日) 王政復古の大号令「諸事神武創業ノ始ニ原ツキ」。 明治新政府は、「神武創業ノ始」に回帰する事を標榜して、日本を近代化して大陸戦争に勝利する軍国主義国家に改造すべく暴走した。 日本の近代化とは、平和の為ではなく戦争の為であった。 ・ ・ ・ 皇国史観・神国物語は、必然であった。 民族中心神話を基にした皇国史観・神国物語は、外敵から日本を守る為に創作された宗教的イデオロギー的自衛手段であった…
やまとうたの原像(景観から読み解く百人一首)人丸から猿丸へ――定家の和歌改造論 なぜ、読み人知らずの和歌を天智天皇の和歌としたのか? なぜ、俊成の和歌と猿丸大夫の和歌が似ているのか? なぜ、似た歌趣の和歌(特に難波江の和歌)が多いのか?百人一首の特徴……単なる秀歌撰ではない、古今集以来の「辛酉革命(御霊)への抑止力」天武朝に導入された物質民俗(内丹・外丹)、五行思想を凌駕する知識……天台思想、真言密教にもとめられた役割。丹田は内なる炉となり、悟りは精神的意義を強調される。神仙的錬金・錬丹の文化は、やがて呪詛と怨霊の信仰となり、「猿楽(能)」による成仏・鎮魂へとつながっていく 我々にとって身近な…
新大和川の河川敷を #二上山 を眺めながらテクテク。大和と河内・摂津を往来する人たちの道標であるとともに、縄文時代からの信仰の山。数々の#万葉集 にも詠われました #志貴皇子 #鴨の羽交 目次 新大和川の河川敷を東へテクテク 上古からの信仰の山 志貴皇子の万葉歌「鴨の羽交」 大鳥の羽易(はがひ)の山/柿本人麻呂 本文 www.zero-position.com 新大和川の河川敷を東へテクテク 中臣須牟地神社(なかとみすむちじんじゃ)を参拝後、少し南に下って新大和川。 ここから柏原市安堂(奈良県境付近)まで、約10キロの河川敷をほぼ直進、ひたすら歩きます。 お日様の上る東へテクテク 上古からの信…
木簡 古代からの便り岩波書店Amazon 新聞に連載した記事を再構成した本。文学・歴史館の「文字が語る古代のくまもと」展関連で、木簡関係の本が集められていたので、手軽そうな本書を借り出し。断章形式でサクサクと木簡のいろいろなトピックが楽しめる。特に、年輪年代測定の手法を応用したラスト近くのお話が興味深い。 第一セクションは「木簡とはなにか?」ということで、木簡の基礎情報。 樹種は地域によって手に入りやすいものを使っている。あるいはきっちりとした楷書で書かれている物が多いが近江・播磨・讃岐などは読みにくい。文字になれていて、逆に手癖で書いているためくせ字が多いというのが興味深い。 木簡は再利用さ…
久しぶりに天気が回復したので、昨日、以前から気になっていた所を訪れた。 これは、大谷選手の話題とは異なり、かなりマニアックで、古代に興味がない人には退屈な話だけれど、古代の重要鉱物である丹生=辰砂=硫化水銀や、現在、大河ドラマでやっている平安時代の10世紀から11世紀のことに関心のある人は、少しは気になる話かも。ただ、いずれにしろ、日本の歴史を捉え直すうえで、とても重要なこと。 昨日、私が訪れたのは、松尾大社の近くの私の家から、ちょうど真東に大文字山が見えるけれど、その少し南、安祥寺上寺跡というところ。 この場所に立つと、南側に山科盆地、その向こうに奈良盆地を見渡せ、盆地の彼方に、吉野の山々が…
●歌は、「おしてるや難波の小江に廬作り・・・あしひきのこの片山のもむ楡を五百枝剝き垂れ・・・」である。 茨城県土浦市小野 朝日峠展望公園万葉の森万葉歌碑(乞食者の歌) 20230927撮影 ●歌碑は、茨城県土浦市小野 朝日峠展望公園万葉の森にある。 ●歌をみていこう。 三八八五、三八八六歌の題詞は、「乞食者詠二首」<乞食者(ほかひひと)が詠(うた)ふ歌二首>である。 (注)乞食者:寿歌を歌って施しを受けた門付け芸人。(伊藤脚注) ◆忍照八 難波乃小江尓 廬作 難麻理弖居 葦河尓乎 王召跡 何為牟尓 吾乎召良米夜 明久 若知事乎 歌人跡 和乎召良米夜 笛吹跡 和乎召良米夜 琴引跡 和乎召良米夜 …