中年期に突入すると、10年以内に《冠状動脈疾患》などの心臓病に罹患する人が、人口の11%を占めるという、統計が出ています。しかし、身体の鉄欠乏を改善すれば、回避できるかもしれません!?ドイツの最新・心不全研究の詳細を見てみましょう。 中年期の鉄欠乏は、心臓にダメージを? ドイツのハンブルク大学の研究により、冒頭のような事実がわかってきました。あくまで、観察研究の段階なので、身体が鉄欠乏に陥ると、必ず心臓病を引き起こす、とは断言できないそうです。しかし、「鉄欠乏と心臓病の発症は、関連性がある」という証拠が増えているのも事実! 約12,000人の中年期成人のデータを解析 今回の研究では、ヨーロッパ…