できないこと、あのような歌い方はできない、こんな声は出せない、と潰していくと、 自分には、これしかないと、いうところが絞られてくるかもしれません。 それを最大限、露出させる形で、マイクとステージを使っていくと、 そこで、プロの歌手レベルのことは、めざせるのです。 歌詞をメロディにのせて、歌い上げる、 こういう歌い手が、ポップスでは、3分の2くらいです。 やや異なる感覚の人でも、大きく分ければ、せりふの力でもっていっています。 そこまで突き詰めていって、歌が好きだということと伝えるものがある、 その思いがあれば、成り立つのでしょう。 日本において、そういうところで比べてもしかたがないです。 岸洋…