オリジナリティ

たとえ何十曲、つくろうが、他の人の曲を歌おうが、真のオリジナリティには至りません。 そこにあるベースが共通していると、そういうものが、その人でつながって、少しずつ確立していくわけです。 それを１時間のレッスンで、いくつも勉強できるわけではないのです。 それでも、それらに対して、自分の個性を見つけていってください。 一曲だけを１時間やるとか、一曲だけで10パターン歌いわけてみましょう。 自分のものが出てくるわけです。 そうでないパターンというのも見つけていって排除します。 それでいいときはともかく、悪いときは思い切って捨てていくのです。 その飽くなき繰り返しです。

オリジナリティとなると、 他の人と同じではないとか、個性のことでみていくとか、 これは正しいという世界と相反する世界になるので、 難しい判断になってきます。

こんにちは。 津田哲です。本日紹介する格言はこちら！ 『Originality consists in returning to the origin.』 ( オリジナリティとは、起源に戻ることである。) アントニ・ガウディ アントニ・ガウディ ガウディの建築設計手法は一風変わっており、 設計図や数学・方程式といった計算を使わず、 実験・模型を通して設計を進めていました。 そのため、当時の職人には安全性・安定性が疑われることもあったようです。 気づき、学び 『自分なり(オリジナリティ)』にやるのではなく、基礎・基本を忠実に徹底することが大切です。 何をやるにしても、『自分なり』は確かに特徴・ウ…

普通で歌ったら正しくきれいにうまく歌えるところでも、 他にこんなパターンがあるのか、と気づくことです。 まず、優れた人のオリジナリティを研究するとよいでしょう。

Ａ. ポップスの場合は、かなり自分のオリジナルな演奏となりますし、ジャズは、究極なところまで個性を尊重します。独自の解釈、演奏、独特の音やフレーズが、魅力です。 それが歌になると、さらに、せりふと同じように、その人の感性が入ってきます。

結局は、オリジナリティです。他の人は、こう歌わないというような歌い方で、自分だけには理がかなっているものになっているのかどうかです。そこは、頭で考えられないところです。

ブロードウェイのミュージカル俳優には、クラシックとポピュラーの発声にあまり差は見えません。その人のオリジナリティあふれる声をしています。その人の延長上で歌っています。 そうでないとレベルの高いところでは通用しません。